ぶよぶよになったじゃがいも、食べられるの?知っておきたいポイントを解説!

食材

子供がじゃがいもが好きなので、ふるさと納税でジャガイモを購入して、大量にストックしています。

ただし、一つ困ったことがあります。それは「消費しきれないこと」があること。子供にもブームがあり、消費するときは大量消費するのですが、そうでない時もあったりと。。。

すると、たまにじゃがいもの状態が悪くなってきてしまうものもあります。

じゃがいも、芽が少し出ていて触るとぶよぶよ。緑の皮が毒性を持つのは知っていますが、ぶよぶよの状態はどうなんでしょう?「もったいないから捨てたくない」という思いで、食べられるかどうか調べてみました!

調べたポイント

  1. ぶよぶよになったじゃがいもは食べられるのか?
  2. じゃがいもを調理する際の注意点
  3. 状態や品種に合わせた調理方法でおいしく食べるコツ
  4. じゃがいもを長持ちさせるには、りんごのエチレンガスが効果的?
  5. 生のじゃがいもをそのまま冷凍保存するとどうなる?

これらの疑問を解決し、じゃがいもを無駄にしない方法をまとめました!気になる方はぜひ参考にしてくださいね。

ぶよぶよになったじゃがいも、食べられるのか?知っておきたいポイントを解説!

野菜の状態、どう見極める?

野菜が食べられるかどうか、判断に迷うことってありますよね。特に変色や嫌なにおいがなくても、家族の健康を考えると慎重になりがちです。ぶよぶよになったじゃがいもはどうでしょう?まずはその仕組みを知ってみましょう。

なぜじゃがいもはぶよぶよになるの?

じゃがいもの主成分は約80%が水分。保存中に水分が蒸発してしまうことで、ぶよぶよとした状態になるのです。この現象、例えるなら水風船のようなもの。また、保存中に「芽」が出るのを見たことがある人も多いはず。これは「減耗(げんもう)」と呼ばれる現象で、じゃがいもが芽や呼吸のために水分を消費した結果です。

つまり、ぶよぶよになる理由は、水分が失われているからというわけですね。

柔らかいじゃがいも=傷んでいる、ではない?

実は、品種によってはもともと柔らかいじゃがいもも存在します。例えば、春に出回るメークインは柔らかい食感と甘さで人気があります。また、新じゃがも一般的なじゃがいもと比べると、よりみずみずしく柔らかく感じることがあります。

そのため、柔らかいからといってすぐに「傷んでいる」と判断するのは早計です。

ぶよぶよになったじゃがいも、食べても大丈夫?

本題に戻りますが、ぶよぶよしたじゃがいもを食べられるかどうかを見極めるポイントは以下の通りです:

  1. 芽が伸びていないか?
    もし芽が伸びている場合は、しっかり取り除いてから調理しましょう。
  2. 断面の変色がないか?
    半分に切って、黒や茶色に変色していないか確認してください。

水分が抜けただけで、この2つのポイントをクリアしていれば問題なく食べられます!

もったいないをなくしておいしく活用!

今まで捨ててしまっていたぶよぶよのじゃがいも…。その理由が「知らなかったから」なら、もう大丈夫。これからは無駄にせず、賢くおいしく使い切りましょう!

じゃがいもを調理する際の注意点とおいしく食べるコツ!

じゃがいもを使うとき、気をつけるべきポイントは?

じゃがいもはつい余らせてしまうことも多い野菜です。特に長期間放置してしまうと、芽が出たり皮が変色したりすることがありますよね。こうした場合、見た目が良くても注意が必要です。詳しく見ていきましょう!

注意が必要な部分は?

保存期間が長いじゃがいもは、皮が緑色に変色していることがあります。この緑色の部分には、ソラニンやチャコニンという毒素が含まれており、摂取すると嘔吐や腹痛、めまいなどの症状を引き起こす可能性があります。特に子どもやお年寄りには影響が大きいので注意が必要です。

安全に調理するためのポイント

  • 芽はしっかり取り除く
    芽の部分には毒素が多く含まれるため、根元から丁寧に取り除きましょう。
  • 緑色の皮は厚めに剥く
    変色している部分は毒性があるため、厚めに剥いて調理します。
  • ぶよぶよのじゃがいもは水で戻す
    しわしわになった場合、一晩水に浸けておくと水分を吸収して使いやすくなります。

状態別・品種別のおすすめ調理法

ぶよぶよのじゃがいも

ぶよぶよになったじゃがいもは、水分のある料理に向いています。
例えば、グラタン、ポテトサラダ、マッシュポテトなどに使うと、水分を吸って柔らかく仕上がります。

メークイン

煮崩れしにくい特性があるため、グラタンやおでん、シチューに最適です。ただし、ポテトサラダやコロッケには向きません。

男爵・キタアカリ

粉質で煮崩れしやすいので、ポテトサラダやコロッケ、粉吹きいもにおすすめ。逆に煮物やグラタンには不向きです。

インカのめざめ

煮物から揚げ物まで幅広く使える万能タイプ。特にカレーやシチューに向いており、炒め物でも崩れにくいのが特徴です。

柔らかい品種や状態のじゃがいも

皮を剥いて細切りにし、多めの油で焼けばハッシュドポテトに早変わり。シャキシャキ感を楽しむことができます。

じゃがいもを長持ちさせる保存法

じゃがいもをぶよぶよにさせないためには、保存環境を整えることが大切です。

  1. 冷暗所で保存
    紫外線を避け、風通しの良い場所で保管するのが理想的です。
  2. りんごと一緒に保存
    りんごが発するエチレンガスが芽の成長を抑える働きを持つため、じゃがいもとりんごを一緒に保存するのがおすすめです。
  3. 冷蔵保存は工夫が必要
    冷蔵庫内で保管する場合、4℃以下の温度で保存すると発芽を防げますが、冷凍保存は避けてください。

冷凍保存の注意点

じゃがいもを生のまま冷凍保存すると、組織が壊れてぶよぶよになり、調理に使えなくなることがあります。保存する場合は、一度茹でたりマッシュポテトにした状態で冷凍すると、品質を保つことができます。

じゃがいもはその状態や品種に合った調理法を選べば、最後までおいしく楽しむことができます。保存方法にも気を配り、余らせてしまったじゃがいもも無駄なく使い切りましょう!

じゃがいもを安全においしく活用するためのポイントまとめ

日常的に使うじゃがいもですが、意外と知らないことが多い食材ですよね。何気なく調理するだけでなく、じゃがいもの特性や注意点をしっかり理解しておくことが大切です。ここでは、重要なポイントを簡潔に整理しました。

じゃがいもを扱う際のポイント

  • ぶよぶよになったじゃがいももOK
    中身が変色しておらず、腐敗していなければ問題なく食べられます。
  • 皮が緑色の場合は注意
    毒素が含まれているため、緑色の部分は厚めに剥いて調理しましょう。
  • ぶよぶよのじゃがいもは水に浸けてリカバリー
    一晩水に浸すと、しわが改善され皮も剥きやすくなります。
  • 毒素が心配な場合は水にさらす
    ソラニンなどの毒素は水に溶けやすい性質があるため、切ったじゃがいもを水にさらすことで安心です。
  • 子どもには芽が出たじゃがいもは避ける
    子どもは毒素に敏感なため、芽が出たじゃがいもは与えないようにしましょう。
  • 品種や状態に合った調理法を選ぶ
    柔らかいじゃがいもはポテトサラダやマッシュポテトに、煮崩れしにくい品種は煮物やグラタンに最適です。
  • 保存はりんごと一緒に冷暗所で
    りんごのエチレンガスを利用し、芽の発生を抑えながら冷蔵庫で保存すると長持ちします。
  • 冷凍保存は調理後に
    生のまま冷凍すると品質が劣化するため、加熱調理してから冷凍するのがベストです。

最後に

じゃがいもは便利で身近な食材ですが、扱いを間違えると健康に影響を及ぼすこともあります。特に、小さいお子さんがいる家庭では、安全を第一に考え、適切に処理して使うことが大切です。

また、無駄をなくすためにも、状態を見極めながらおいしく食べきる工夫をしていきましょう。じゃがいもは保存がきくとはいえ、新鮮なうちに使い切るのが一番です!

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