50グラムを大さじで測る方法と、その目安を調味料ごとに詳しく紹介します。
レシピに「50グラム」と記載されていると、どのように測ればよいか迷うこともあります。キッチンスケールがあれば簡単に測れますが、手元にスケールがない場合、どうやって50グラムを計量するか困ってしまうことも多いでしょう。
そんな時、大さじを使って近似的に測る方法を知っておくと便利です。実は、50グラムという重さは、調味料や材料によって大さじ何杯分になるのかが異なります。
この記事では、調味料ごとに50グラムを大さじで測った場合の目安を詳しく説明します。
50グラムを大さじで測れるものは？
大さじは、15cc（ミリリットル）の体積を測る道具であり、重さを測るための道具ではありません。とはいえ、各調味料の大さじ1杯あたりの重さを知っていれば、その調味料を使って50グラムを大さじでおおよそ測ることができます。
計量スプーンで目安となる分量を知っておけば、料理中でもスケールを使わずにスムーズに計量できます。
では、調味料ごとに50グラムが大さじ何杯になるか、具体的に見ていきましょう。
50グラムは大さじ何杯になるのか？ 砂糖や小麦粉は？
調味料によって大さじ1杯あたりの重さが異なります。ここでは、液体や粉末、ペースト状の調味料ごとに、50グラムが大さじ何杯に相当するのかをまとめました。
これを知ることで、レシピに書かれた分量をすぐに計量できるようになります。
液体調味料の重さ
- 水：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
- 酒：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
- 酢：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
- 醤油：50グラム＝大さじ2杯と小さじ3/4
- みりん：50グラム＝大さじ2杯と小さじ3/4
- 油：50グラム＝大さじ4杯と小さじ1/2
粉末調味料の重さ
- 上白糖：50グラム＝大さじ5杯と小さじ1/2
- グラニュー糖：50グラム＝大さじ4杯と小さじ1/2
- あら塩：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
- 食塩：50グラム＝大さじ2杯と小さじ3/4
- 小麦粉：50グラム＝大さじ5杯と小さじ1/2
- 片栗粉：50グラム＝大さじ5杯と小さじ1/2
ペースト状調味料の重さ
- 味噌：50グラム＝大さじ2杯と小さじ3/4
- バター：50グラム＝大さじ4杯と小さじ1/2
- マヨネーズ：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
- ケチャップ：50グラム＝大さじ3杯と小さじ1杯
これらの数値はあくまで目安です。実際に使っている調味料や材料によっては、メーカーや製法によって重さが若干異なる場合もあります。
特に量が多くなると誤差が生じることもあるので、大さじを使って50グラムを正確に測るのは難しいこともあります。
しかし、基本的な目安として参考にすることで、家庭での調理がよりスムーズになります。
50グラムを大さじで測るための方法
50グラムを大さじで測る際には、計量スプーンを正しく使うことが非常に重要です。もし大さじで山盛りにしてしまったり、逆に量が足りなかったりすると、測りたい量に大きな誤差が生じることになります。
正確な計量を行うためには、計量スプーンの使い方をしっかりと押さえておくことが大切です。
液体調味料を測る
醤油や酒、みりんなどの液体調味料、さらには水や油、牛乳などの液体を大さじで測る際には、「表面張力」が大きなポイントとなります。
スプーンを縁までしっかりと注ぎ、その表面がほんの少し盛り上がった状態で「1杯」とカウントします。
こぼれそうでこぼれないギリギリの量が目安です。この方法を使うことで、液体調味料をきちんと計量することができます。
固体調味料を測る（ペースト状調味料も同様）
砂糖や塩、小麦粉、片栗粉などの粉末調味料や、マヨネーズやケチャップといったペースト状の調味料を大さじで測る場合には、「すりきり」にすることが重要です。
まず、大さじで調味料をすくい、その後、スプーンの柄や平らな道具で余分な部分を滑らせて平らにします。こうして余分な部分を落とすことで、正確な量を計ることができます。
大さじを使った50グラムの測り方を覚えよう
50グラムを大さじで測る際は、1杯ずつ正確に計量することが重要です。50グラムを測る方法を覚えておけば、レシピに記載された「100g」や「200g」といった分量にも対応できるようになり、より多くのレシピに便利に活用できます。
大さじを使って50グラムを測るコツを覚えておけば、レシピ通りに材料を使いこなすことができ、調理が楽しくなります。
