こんにちは、SHIORIです!4人の子育て奮闘中のワーママです。上から高1の長女、中1の長男、小2の次男、年長の次女がいます。今日は我が家の三男(小2)が留守番デビューした経験から、留守番を成功させるコツをお伝えします!
結論から言うと、子どもの留守番は慎重に準備を進めれば心配いりません。大切なのは、子どもの心の準備と具体的なルール作り。ただし、いきなり長時間の留守番をさせるのではなく、段階的に時間を延ばしていくことがポイントです。今回は実体験を元に、安全で安心な留守番のためのポイントを詳しくご紹介します。
留守番を始めるタイミング
三男が留守番を始めたのは、私と夫の仕事の都合で週1回、2時間程度留守にする必要が出てきたためです。最初は不安でしたが、しっかり準備をして臨んだことで、今では安心して任せられるようになりました。
適切な年齢について
小学校中学年(3年生)以降が留守番の目安ですが、子どもの性格や成熟度によって個人差があります。我が家の場合、三男は2年生から始めましたが、姉と兄の経験を見ていたこともあり、比較的スムーズでした。
ただし、全ての子どもが同じタイミングで留守番できるわけではありません。以下のような点をチェックして、お子さんの準備が整っているか確認しましょう。
- 基本的な生活習慣が身についている
- 簡単な指示を理解し、実行できる
- 困ったときに自分で考えて行動できる
- 電話での会話ができる
- 時計が読める
留守番前に教えるべき7つのこと
1. 緊急連絡先の確認と使い方
単に連絡先を伝えるだけでなく、具体的な状況に応じた連絡の仕方を教えることが重要です。
- 体調が悪くなった時:まず親に連絡
- 火事や事故の時:すぐに119番
- 不審者を見かけた時:110番
- 停電した時:電力会社に連絡
2. 玄関の施錠確認
鍵の開け閉めは実際に練習することが大切です。我が家では以下のような確認を行いました。
- 二重ロックの仕方
- チェーンロックの使い方
- ドアスコープの見方
- インターホンの応対方法
3. 電話応対のマナー
基本的には留守番電話に設定しておくことをおすすめしますが、電話応対の練習も必要です。
- 「はい、○○です」と名字だけ答える
- 親が不在の時は「ただいま外出中です」と伝える
- 見知らぬ人には個人情報を話さない
- 困ったら「後でかけ直します」と伝える
4. 火の元と電気の確認
安全のために、以下の点を必ず確認するよう指導しています。
- コンセントの抜き差しの注意点
- 電気製品の使用ルール
- エアコンの使い方
- 照明の消し忘れチェック
5. 困ったときの具体的な対処法
様々な状況を想定して、対処法を事前に話し合っておくことが重要です。
- 体調不良時の対応手順
- 地震が起きた時の避難場所
- 不審者対策
- ケガをした時の応急処置
6. 防犯ブザーの使い方
防犯ブザーは単に持っているだけでなく、実際の使い方を練習しておくことが重要です。
- ブザーの音量と電池確認
- 使用するタイミング
- 携帯場所の決定
- 誤作動時の対処法
7. デジタル機器の使用ルール
留守番中のスマートフォンやタブレットの使用については、明確なルールを設定しています。
- 使用可能な時間帯と長さ
- 許可されているアプリの範囲
- オンラインでの注意点
- 充電に関する約束事
具体的な準備物リスト
安全対策グッズ
以下のものを子どもの手の届く場所に設置しています。
- 防犯ブザー(新品の電池と交換用も用意)
- キッズ携帯(充電済み状態で)
- 救急箱(ばんそうこう、消毒液など)
- 懐中電灯(停電対策)
- 防災グッズ(非常食、水、ラジオ)
- 常備薬(使用方法を明記)
食事・おやつの準備
食べやすい量のおやつと飲み物を準備することで、子どもも安心して過ごせます。
- 水筒やペットボトルの飲み物
- 食べこぼしの少ないおやつ
- 簡単な軽食(おにぎりなど)
- 食器類(割れにくい素材)
段階的な練習方法
ステップ1:30分の外出(1週間程度)
近所のコンビニに行く程度の短時間から始めます。この間に以下を確認:
- 定期連絡ができるか
- 基本的なルールを守れるか
- 不安な様子はないか
ステップ2:1時間の外出(2週間程度)
買い物程度の時間に延長し、以下をチェック:
- 留守番中の時間管理
- トイレや水分補給のタイミング
- 緊急時の対応理解度
ステップ3:2時間程度の外出
最終的な目標時間での練習を行います。
よくあるトラブルと対処法
インターホン対応
絶対にドアを開けないことを徹底しています。
- 宅配便:「受け取れません」と伝える
- セールス:「両親が留守です」と伝える
- 知人でも:親に確認するまで開けない
体調不良時の対応
具体的な症状別の対応を決めています。
- 頭痛:横になって休む、水分補給
- 腹痛:トイレを確認、横になる
- 気分が悪い:窓を開けて換気
留守番中の過ごし方提案
時間割を作成
具体的な時間配分を決めておくと安心です。
- 宿題(30分)
- 読書(30分)
- おやつ休憩(15分)
- 自由時間(30分)
まとめ:成功のための3つのポイント
半年間の経験から、以下が特に重要だと感じています。
- 子どものペースに合わせた段階的な準備
- 具体的なルールと対応方法の設定
- 定期的な振り返りと褒める機会の確保
留守番は子どもの自立心を育てる絶好の機会です。決して焦らず、お子さんの成長に合わせて進めていってくださいね。