みなさん、こんにちは!4人の子育て奮闘中のSHIORIです。
今日は、小学生の読書習慣についてお話しします。結論から言うと、子供の読書習慣は親の工夫次第で必ず身につきます!
特に小学生の時期は、読書の楽しさを知るチャンス。我が家の小2の息子も、最初は本を見向きもしなかったのに、今では寝る前の読書が日課になっちゃいました。どうやって?それを今からシェアしますね。
読書習慣をつけるメリット
まずは、なぜ読書習慣が大切なのか、おさらいしましょう。
- 語彙力アップ
- 想像力の向上
- 集中力の強化
- 知識の増加
- ストレス解消
特に小学生の時期は、脳の発達が著しいので、読書習慣をつけるのに最適なんです。
我が家の読書事情
うちには4人の子供がいて、それぞれ本との付き合い方が違います。
長女(高1):本の虫
小学生の頃から本が大好きで、今でも毎日寝る前に読書タイムがあります。特に歴史小説にハマってて、私が知らない作家さんの名前をポンポン言うんですよ。
長男(中1):マンガ派
小説はあまり読まないんですが、マンガなら何時間でも読んでられる子です。最近は歴史マンガにハマってて、織田信長のエピソードを楽しそうに話してくれます。
次男(小2):読書習慣形成中
この子が今回の主役!最初は全然本を読まなかったんですが、いろいろ工夫したら、今では寝る前の10分間読書が習慣になりました。
長女(年長):絵本大好き
まだ字は読めませんが、絵本が大好き。寝る前に必ず「絵本読んで~」とせがむんです。
読書習慣をつける7つの秘訣
では、どうやって次男の読書習慣をつけたのか、具体的な方法を紹介します。
1. 本棚は子供の目線の高さに
まず、本棚の位置を変えました。大人の目線の高さだった本棚を、子供が簡単に手に取れる高さに下げたんです。すると、何気なく本を手に取る回数が増えました。
2. 興味のある本を揃える
次男は虫や恐竜が大好き。そこで、虫や恐竜の図鑑をたくさん買いました。最初は絵を見るだけでしたが、そのうち文字も読むようになりました。
3. 読書時間を設ける
毎日寝る前の10分間を「読書タイム」に設定しました。最初は強制的でしたが、今では自分から「読書タイムだよ」と言うほどに。
4. 音読を取り入れる
音読は読解力を高めるだけでなく、親子のコミュニケーションにもなります。次男と交互に音読するのが日課になりました。
5. 図書館を活用する
毎週末、家族で図書館に行くようにしました。新しい本との出会いがあるだけでなく、「今週は何冊借りられるかな」というワクワク感も楽しめます。
6. 読書記録をつける
読んだ本の感想を短く書いてもらうようにしました。最初は面倒くさがっていましたが、記録が増えていくのを見て達成感を感じているようです。
7. 親も一緒に読書する
子供の読書タイム中、私も一緒に本を読むようにしました。親が読書を楽しむ姿を見せることで、子供も自然と本に親しむようになります。
年齢別おすすめの本
我が家の子供たちが夢中になった本を、年齢別に紹介します。
小学校低学年
- 「かいけつゾロリ」シリーズ
- 「おしりたんてい」シリーズ
- 「ざんねんないきもの事典」
小学校中学年
- 「怪談レストラン」シリーズ
- 「ルルとララ」シリーズ
- 「マジック・ツリーハウス」シリーズ
小学校高学年
- 「科学漫画サバイバル」シリーズ
- 「ハリー・ポッター」シリーズ
- 「ナルニア国物語」シリーズ
読書習慣をつける上での注意点
ここまで読書習慣をつけるコツを紹介してきましたが、気をつけるべきポイントもあります。
強制はNG
「1日30分は読書しなさい」など、強制的なルールは逆効果です。楽しみながら自然と習慣になるのを待ちましょう。
褒めすぎに注意
読書したからといって過剰に褒めると、褒められるために読書する可能性があります。さりげなく「面白かった?」と聞く程度でOKです。
スマホやゲームを否定しない
「本を読まないでスマホばかり」と批判するのはNG。むしろ、スマホやゲームの世界観を本で深められることを伝えましょう。
読書習慣で変わった我が家の日常
読書習慣がついてから、我が家の日常にもいくつか変化がありました。
会話が増えた
本の内容について話す機会が増え、家族の会話が増えました。特に、次男が読んだ本の内容を嬉しそうに話してくれるのが印象的です。
想像力が豊かに
読書を通じて想像力が育ったのか、次男の作文や図画工作の作品がより創造的になりました。
学習意欲の向上
本を通じて新しい知識を得る楽しさを知ったようで、学校の勉強にも前向きになりました。
寝つきが良くなった
寝る前の読書タイムのおかげで、スムーズに就寝できるようになりました。
読書習慣づけの失敗談
ここまで成功例を紹介してきましたが、実は最初からうまくいったわけではありません。いくつか失敗もありました。
難しすぎる本を与えてしまった
最初は「いい本を読ませたい」と思って、ちょっと難しめの本を与えてしまいました。結果、次男は全然理解できず、本嫌いになりかけました。
読書時間を長く設定しすぎた
当初は30分の読書タイムを設定していましたが、長すぎて逆効果でした。10分に短縮してからうまくいくようになりました。
兄弟で比較してしまった
「お姉ちゃんはこんなに読めるのに」と比較してしまい、次男のやる気を削いでしまったことがありました。個人の興味や成長のペースを尊重することが大切だと学びました。
読書習慣づけのQ&A
よくある質問にお答えします。
Q1: マンガは読書に含まれますか?
A1: はい、含まれます。マンガも立派な読書材料です。むしろ、マンガから入って徐々に小説や実用書に移行していくのもいい方法です。
Q2: 電子書籍はどうですか?
A2: 電子書籍も問題ありません。むしろ、たくさんの本を持ち歩けるので便利です。ただし、就寝前はブルーライトの影響を考慮して紙の本がおすすめです。
Q3: 読書感想文の書き方のコツは?
A3: まず、本を読んで面白かったところや印象に残ったシーンをメモしておきます。それを元に、「どんな話だったか」「どんなことを感じたか」「自分だったらどうするか」などを書いていくといいでしょう。
まとめ:小学生の読書習慣づけは親次第!
いかがでしたか?小学生の読書習慣づけ、けっこう大変そうに思えるかもしれません。でも、コツさえつかめば意外と簡単なんです。
ポイントをおさらいしましょう。
- 本棚は子供の目線の高さに
- 興味のある本を揃える
- 読書時間を設ける
- 音読を取り入れる
- 図書館を活用する
- 読書記録をつける
- 親も一緒に読書する
これらを意識しながら、楽しく無理なく続けていくことが大切です。
読書習慣づけの応用編
基本的なポイントを押さえたら、さらに一歩進んだ方法も試してみましょう。子供の読書習慣をより深く、楽しいものにできますよ。
1. 読書クラブを作る
同じ学年の友達や近所の子供たちと小さな読書クラブを作ってみるのはどうでしょうか。月に1回集まって、それぞれが読んだ本について話し合うんです。子供同士で本の感想を共有することで、新しい視点や解釈に気づくかもしれません。
2. 本の舞台を訪れる
読んだ本の舞台になった場所に実際に行ってみるのも面白いですよ。例えば、歴史小説を読んだ後に、その時代の遺跡や博物館を訪れるとか。本の世界がより身近に感じられ、理解も深まります。
3. 著者とのオンライン交流
最近は、作家さんがSNSを通じてファンと交流する機会が増えています。お気に入りの作家さんのSNSをフォローして、質問を送ってみるのもいいかもしれません。作家さんから直接返事がもらえたら、子供のモチベーションも上がりますよ。
4. 本の内容を劇にする
読んだ本の一場面を家族で劇にしてみるのも楽しいです。台詞を考えたり、簡単な衣装を作ったりするのも、本の内容をより深く理解するきっかけになります。
5. 読書マラソンに挑戦
夏休みや冬休みを利用して、「読書マラソン」に挑戦してみるのはどうでしょうか。例えば、「1週間で5冊読破!」とか「1ヶ月で○○ページ読破!」など、目標を設定して頑張ってみるんです。達成できたら、ご褒美を用意するのもいいですね。
読書習慣が子供の未来を変える
ここまで、読書習慣づけのコツやアイデアをたくさん紹介してきました。でも、なぜそこまでして読書習慣をつける必要があるの?って思う人もいるかもしれませんね。
実は、読書習慣は子供の未来に大きな影響を与えるんです。
学力向上につながる
読書は、語彙力や読解力、想像力を養います。これらの能力は、国語だけでなく、算数や理科、社会など、あらゆる教科の学習に役立ちます。読書好きの子は、学校の成績も自然と上がっていくことが多いんです。
コミュニケーション能力が高まる
本を通じて様々な考え方や価値観に触れることで、他人の気持ちを理解する力が育ちます。これは、友達や先生とのコミュニケーションにも良い影響を与えます。
ストレス解消になる
読書は素晴らしいストレス解消法です。学校や習い事でストレスを感じたとき、本の世界に入り込むことで心を落ち着かせることができます。
創造力が豊かになる
本を読むことで、頭の中でイメージを膨らませる力が育ちます。この力は、将来どんな職業に就いても必ず役立ちます。新しいアイデアを生み出したり、問題解決の糸口を見つけたりする力につながるんです。
生涯学習の基礎になる
読書習慣は、生涯にわたって学び続ける姿勢を育てます。世の中の変化が速い現代社会では、常に新しいことを学び続ける必要があります。その基礎となるのが、読書習慣なんです。
最後に:読書は親子の絆を深める
読書習慣づけの過程で、思わぬ副産物が生まれることがあります。それは、親子の絆が深まるということ。
我が家では、読書をきっかけに子供たちとの会話が増えました。本の内容について話し合ったり、感想を共有したり。時には、本の中の登場人物の行動について、「もし自分だったらどうする?」なんて話し合うこともあります。
そんな会話を通じて、子供の考え方や価値観を知ることができました。普段の何気ない会話では気づかなかった子供の一面を発見できたんです。
また、寝る前の読み聞かせの時間は、1日の終わりに親子でゆっくり向き合える大切な時間。忙しい日々の中で、こんな時間が持てるのは本当に幸せなことだと感じています。
読書習慣づけは、確かに時間も労力もかかります。でも、それ以上に素晴らしいものを親子にもたらしてくれるんです。
みなさんも、ぜひ子供と一緒に読書の世界を楽しんでみてください。きっと、かけがえのない思い出と、子供の未来への大きな贈り物になるはずです。
それでは、素敵な読書ライフを!