こんにちは、SHIORIです!今日は思春期の子どもの自信を育てるための親の関わり方について、私の経験を交えながらお話しします。
結論から言うと、子どもの自信を育てるには、親が子どもの個性を尊重し、適切な支援をすることが大切です。でも、具体的にどうすればいいの?というあなたのために、今回は7つのコツをご紹介します!
思春期の子どもの特徴
まずは思春期の子どもの特徴について触れておきましょう。我が家の長女(16歳)と長男(13歳)を見ていると、本当に日々変化を感じます。
心身の急激な変化
思春期は心身ともに急激な変化が起こる時期です。
- 身体的な変化:急激な身長の伸び、二次性徴の発現
- 心理的な変化:感情の起伏が激しくなる、自我の確立
親からの自立心
この時期の子どもは、親から自立したいという気持ちが強くなります。でも、まだ完全に自立できるわけではないので、親としては難しい立ち位置になりますよね。
友人関係の重要性
思春期の子どもにとって、友人関係はとても重要です。長女を見ていると、友達との関係に一喜一憂している姿をよく目にします。
子どもの自信を育てる7つのコツ
それでは、いよいよ本題の「子どもの自信を育てる7つのコツ」をご紹介します!
1. 子どもの個性を尊重する
子どもの個性を尊重することは、自信を育てる上で最も重要なポイントです。長女は美術部に所属していて、絵を描くのが大好き。一方で長男はサッカー部で、体を動かすのが得意です。それぞれの興味や才能を認め、伸ばしていくことが大切だと思います。
例えば、長女が描いた絵を家に飾ったり、長男のサッカーの試合を家族で応援に行ったりしています。子どもたちの顔が輝くんですよ!
2. 小さな成功体験を積ませる
自信を育てるには、成功体験を積み重ねることが効果的です。でも、大きな成功ばかりを求めるのではなく、日常生活の中で小さな成功体験を積ませることが大切です。
- 家事の手伝い:食器洗いや洗濯物たたみなど
- 弟妹の世話:宿題を教えたり、遊んであげたりする
- 自分の得意分野で家族に教える:長女なら絵の描き方、長男ならサッカーのテクニックなど
これらの経験を通じて、「自分にもできる」という自信が芽生えていきます。
3. 失敗を恐れない環境をつくる
子どもが自信を持つためには、失敗を恐れずにチャレンジできる環境が必要です。失敗しても大丈夫、むしろ失敗から学ぶことがたくさんあるんだよ、というメッセージを常に伝えるようにしています。
長男が中学に入学した時、新しい環境に馴染めず、部活動に行きたがらない時期がありました。その時は、「無理に行かなくていいよ。でも、少しずつ慣れていこうね」と声をかけ、徐々に参加できるようサポートしました。結果的に、今では部活を楽しんでいます。
4. 適切な褒め方を身につける
子どもを褒めることは大切ですが、ただ褒めればいいというわけではありません。適切な褒め方を身につけることが、子どもの自信を育てる上で重要です。
具体的に褒める
「すごいね」「えらいね」といった漠然とした褒め方ではなく、具体的に何がよかったのかを伝えることが大切です。
例:「テストで80点取れたんだね。毎日コツコツ勉強していたからだね。その努力がすごいよ!」
結果だけでなくプロセスを褒める
結果だけでなく、そこに至るまでの過程や努力を褒めることで、子どもは「頑張ればできる」という自信を持つことができます。
例:「今回のテストは点数は伸びなかったけど、毎日勉強する習慣がついたね。その姿勢はすごいよ!」
比較を避ける
他の子どもと比較して褒めるのは避けましょう。自分自身の成長や努力に目を向けられるような褒め方をすることが大切です。
例:「前回よりも10点上がったね。自分の力で点数を伸ばせたんだよ。すごいじゃない!」
5. 自己決定の機会を与える
思春期の子どもは、自分で決めたいという気持ちが強くなります。適切な範囲で自己決定の機会を与えることで、自信と責任感を育てることができます。
- 服装の選択:TPOを考えながら自分で選ばせる
- 勉強方法の決定:目標設定から計画立てまで、自分で考えさせる
- 趣味や習い事の選択:興味のあることを自由に選ばせる
長女が高校を選ぶ時、最終的な決定は彼女自身にさせました。もちろん、情報収集や相談には乗りましたが、決めるのは本人。その結果、今とても充実した高校生活を送っています。
6. 家族の中での役割を持たせる
家族の一員として、子どもに適切な役割を持たせることは、自己有用感を育てる上で重要です。我が家では、子どもたちにそれぞれ役割を持ってもらっています。
- 長女(16歳):夕食の準備の手伝い、弟妹の宿題チェック
- 長男(13歳):ゴミ出し、庭の手入れ
- 次男(8歳):食器洗い、ペットの世話
- 次女(5歳):洗濯物たたみ、おもちゃの片付け
これらの役割をこなすことで、「家族の役に立っている」という実感が得られ、自信につながっています。
7. 親子のコミュニケーションを大切にする
最後に、親子のコミュニケーションを大切にすることが、子どもの自信を育てる上で非常に重要です。特に思春期は、子どもが親に心を開きにくくなる時期。だからこそ、意識的にコミュニケーションの機会を作ることが大切です。
定期的な1対1の時間を作る
我が家では、月に1回、子どもと1対1で過ごす時間を作っています。カフェに行ったり、公園を散歩したり。その時間に、学校のこと、友達のこと、将来の夢など、ゆっくり話を聞くようにしています。
家族の食事時間を大切にする
毎日の夕食時間は、家族全員でテーブルを囲むようにしています。その日あったことを話したり、週末の予定を立てたり。楽しい会話の中で、自然とコミュニケーションが取れています。
子どもの話を「聴く」姿勢を持つ
子どもの話を聞く時は、すぐに解決策を提示したり、批判したりするのではなく、まずは「聴く」姿勢を大切にしています。共感的に聴くことで、子どもは「自分の気持ちを理解してもらえた」と感じ、自己肯定感が高まります。
長女が友達関係で悩んでいた時、「そう、それは辛かったね」「どうしたいの?」と聴くことに徹しました。すると、話しているうちに自分で解決策を見つけ出していました。
まとめ:思春期の子どもの自信を育てるために
ここまで、思春期の子どもの自信を育てるための7つのコツをお伝えしてきました。最後に、重要なポイントをまとめておきましょう。
- 子どもの個性を尊重する
- 小さな成功体験を積ませる
- 失敗を恐れない環境をつくる
- 適切な褒め方を身につける
- 自己決定の機会を与える
- 家族の中での役割を持たせる
- 親子のコミュニケーションを大切にする
これらのポイントを意識しながら、子どもと向き合っていくことで、思春期の子どもの自信を育てることができます。ただし、一朝一夕で結果が出るものではありません。日々の積み重ねが大切です。
また、完璧を目指す必要はありません。親も人間ですから、うまくいかないこともあるでしょう。そんな時は、「親も成長中」と思って、子どもと一緒に学んでいく姿勢を持つことが大切です。
思春期は子どもにとっても親にとっても大変な時期ですが、この時期を乗り越えることで、子どもはより強く、自信に満ちた大人へと成長していきます。一緒に頑張りましょう!
親自身の自己肯定感も大切に
子どもの自信を育てる上で忘れてはいけないのが、親自身の自己肯定感を高めることです。子育ては本当に大変で、時には自信をなくしてしまうこともありますよね。でも、親が自信を持って子育てに向き合うことで、子どもも安心して成長できるのです。
私自身、4人の子育てに奮闘する中で、何度も自信をなくしそうになりました。そんな時は、次のようなことを心がけています。
- 自分の時間を作る:子育てや家事の合間に、趣味の時間を作る
- 小さな成功を喜ぶ:子どもの成長や家族の笑顔など、日々の小さな幸せを大切にする
- 同じ立場の親と交流する:悩みを共有したり、アドバイスをもらったりする
子どもの成長を長い目で見守る
最後に、子どもの成長を長い目で見守ることの大切さをお伝えしたいと思います。思春期の子どもは日々変化し、時には理解できない言動をすることもあります。でも、そんな時こそ、焦らず、ゆっくりと見守る姿勢が大切です。
長女が中学生の頃、反抗期真っ只中で毎日ケンカばかりしていた時期がありました。その時は本当に辛かったのですが、今振り返ると、あの時期を乗り越えたからこそ、今の良好な親子関係があるのだと感じています。
子どもの可能性を信じる
思春期の子どもは、まだ未完成。これからどんどん成長していきます。だからこそ、子どもの可能性を信じ続けることが大切です。たとえ今はうまくいかなくても、きっと素晴らしい大人に成長していく。そう信じて見守り続けることが、子どもの自信を育てることにつながるのです。
長男がサッカーを始めた頃、全然上手くできずに挫折しそうになったことがありました。でも、諦めずに練習を続けた結果、今では試合に出られるまでに成長しました。子どもの可能性を信じ続けることの大切さを、身をもって感じた出来事でした。
失敗も成長の糧に
子どもが失敗したり、挫折したりすることは避けられません。でも、そんな経験も全て成長の糧になるのです。失敗を恐れずにチャレンジする勇気、失敗から学ぶ謙虚さ、再挑戦する粘り強さ。これらは全て、人生を生き抜く上で大切な力になります。
私たち親にできることは、失敗しても大丈夫だと伝え続けること。そして、失敗から学んだことを一緒に振り返り、次につなげる手助けをすることです。
最後に:子育ては親子で成長する旅
思春期の子どもの自信を育てることは、簡単なことではありません。でも、子育ては親子で成長していく素晴らしい旅だと私は考えています。子どもの成長に喜び、悩みながらも一緒に解決策を探り、時には子どもから学ぶ。そんな日々の積み重ねが、子どもの自信を育て、同時に親自身も成長させてくれるのです。
完璧な親なんていません。でも、子どものために頑張ろうとする気持ちがあれば、きっと素晴らしい親子関係を築いていけるはずです。一緒に、子どもの自信を育てる素敵な旅を楽しみましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。みなさんの子育てに、少しでも参考になれば嬉しいです。それでは、また次回のブログでお会いしましょう!