こんにちは、4人の子育てに奮闘中のワーママSHIORIです!今日は思春期の子どもとの関わり方について、特に「待つ」ことの大切さをお伝えしたいと思います。
高1の長女と中1の長男が思春期真っ只中で、最近は会話が減って本当に困っていましたが、「待つ」という姿勢に変えてから、子どもたちが少しずつ心を開いてくれるようになりました。
思春期の子どもとの会話、こんな悩みありませんか?
「最近、子どもと全然話せない…」「子どもの気持ちがわからない…」「どう接していいのかわからない…」
うちの長女は美術部で制作に没頭する毎日。長男はサッカー部で練習漬け。二人とも帰宅後は自室にこもりがちで、「どう声をかけていいのかわからない…」というのが正直な気持ちでした。
下の子たち(小2の次男と年長の次女)はまだまだ甘えん坊で、むしろ「ママ、ママ!」と私から離れないくらい。上の子たちも昔はこんな風だったのに…と寂しく感じることもありました。
思春期の子どもが話さない理由を深く理解しよう
心理的な要因
- 自分の考えや気持ちを整理できていない
- 親に否定されるのが怖い
- 自分のペースを乱されたくない
- プライバシーを守りたい
- 大人に理解されないという諦め
- 自己主張と依存の間での葛藤
環境的な要因
- 学校生活での疲れ
- SNSなどの影響
- 友人関係の変化
- 勉強や部活での悩み
「待つ」ことで変わった我が家の親子関係
長女との関係改善までの道のり
高校に入学してから、長女との会話が激減。絵を描くことに夢中で、声をかけても「うん」「わかった」の返事だけ。最初は不安で仕方なく、しつこく話しかけていました。
特に心配だったのは、スマートフォンを見ながらため息をつく姿。声をかけても「別に…」と濁すばかり。でも、「待つ」ことを意識してからは、娘の方から学校の話をしてくれるように。
ある日、美術部の作品について悩んでいることを打ち明けてくれました。「このデッサン、どう思う?」と見せてくれた時は、本当に嬉しかったです。今では将来の夢や進路についても、少しずつ話してくれるようになりました。
長男との関係改善のプロセス
中学入学後、長男は特に無口に。サッカーの練習で疲れているのか、「疲れた」「眠い」しか言わない日々が続きました。
実は長男、小学校の頃はとてもおしゃべりな子でした。休み時間の出来事や給食の献立まで、細かく教えてくれていたのに。環境の変化に戸惑っているのかな?と心配でした。
効果的な「待つ」方法の実践ポイント
基本的な心構えと具体例
- 子どものペースを尊重する例:宿題をする時間も、自分で決めさせる
- 返事を急かさない例:質問をしても即答を求めない
- 沈黙を恐れない例:車での送迎時も、無理に会話を作らない
- 子どもの気持ちに寄り添う例:愚痴を聞いても解決策を急いで提示しない
具体的な実践方法と工夫
1. 効果的な声かけのタイミング
子どもがリラックスしている時を選んで声をかけるのがポイントです。うちの場合は:
- 食事の後片付けを一緒にしている時
- 休日の朝、まだ誰も起きていない時
- 入浴前後のくつろいでいる時
- 寝る前の静かな時間
- 車での送迎時
2. 効果的な会話の内容と例
以下のような話題から始めるといいですよ:
- 子どもの趣味に関すること例:「最近描いてる絵、見せてくれない?」
- 家族の思い出話例:「小さい頃はよく公園で遊んだよね」
- 親自身の失敗談や悩み例:「ママも中学生の時は本当に悩んでたんだよ」
「待つ」ことで得られる具体的なメリット
子どもにとってのメリット
- 自分のペースで考えをまとめられる焦らずに自分の気持ちと向き合える
- 親を信頼できる存在として認識話を聞いてくれる人として安心できる
- 自己肯定感の向上自分の考えを受け入れてもらえる経験
- コミュニケーション能力の向上自分の言葉で表現する機会が増える
親にとってのメリット
- イライラが減る子どものペースを受け入れることで心にゆとりができる
- 子どもの本音が聞ける信頼関係が深まり、重要な話も共有してくれる
- 親子関係が良好になる互いを理解し合える関係に
- 子どもの成長を実感できる変化に気づきやすくなる
「待つ」際の注意点とコツ
「待つ」は決して放置することではありません。以下の点に気をつけましょう:
日常的な観察のポイント
- 表情の変化に注目する
- 生活リズムの乱れをチェック
- 食事の量や好みの変化を見る
- 友人関係の様子を把握
コミュニケーションの工夫
- 「いつでも話を聞くよ」というメッセージを送る
- SNSやメールも活用する
- 家族で過ごす時間を大切にする
- 他の家族メンバーとも情報共有
まとめ:思春期の子育てで大切にしたいこと
思春期の子育ては本当に難しいですよね。でも、焦らず、子どものペースを大切にすることで、必ず道は開けます。
最後に、重要なポイントをまとめておきます:
- 子どものペースを最優先に考える
- 無理に話を引き出そうとしない
- 子どもが話したくなる環境づくりを心がける
- 親自身もゆとりを持って接する
- 家族全員で支え合う姿勢を大切に
思春期の壁に悩むママさんたち、一人で抱え込まないでくださいね。子どもとの関係に悩むのは、愛情があるからこそ。みなさんも、ぜひ「待つ」ことを意識して、お子さんとの関係づくりを楽しんでください!