中学生の子どもの学校行事、親はどう関わる?体験談と工夫

中学生

こんにちは、SHIORIです!4人の子育てに奮闘中のワーキングマザーです。今回は中学生の子どもの学校行事への親の関わり方について、私の経験をもとにお話しします。

結論から言うと、子どもの気持ちを尊重しつつ、適度な距離感を保ちながら支援することが大切だと思います。でも、これが意外と難しいんですよね。それじゃあ、具体的にどうすればいいのか、一緒に考えていきましょう!

中学生の学校行事、どんなものがある?

まずは、中学校でどんな行事があるのか、おさらいしておきましょう。主な行事には以下のようなものがあります。

  • 入学式
  • 体育祭(運動会)
  • 文化祭
  • 修学旅行
  • 合唱コンクール
  • 卒業式

これらの行事は、子どもたちにとって大切な思い出になるだけでなく、協調性や責任感を育む重要な機会でもあります。でも、中には行事参加を嫌がる子どももいるんですよね。

行事参加を嫌がる子ども、どう対応する?

うちの長男(現在中学1年生)は、新しい環境が苦手で、最初のうちは行事参加を嫌がっていました。特に体育祭は「みんなの前で走るのイヤだ」と言って、参加したくないと言い出したんです。これには私も夫も驚きました。小学校のときはそんなことなかったのに、急に内向的になったみたいで…。

SHIORIの一言:長男は新しい環境が苦手で、行事参加を嫌がりました。でも、無理強いせず、少しずつ慣れさせていったら、最後はむしろ楽しみにするようになりましたよ。おススメです!

1. 子どもの気持ちを聞く

まずは、なぜ参加したくないのか、じっくり話を聞きました。長男の場合は、人前で失敗するのが怖いという気持ちが強かったようです。「みんなの前で転んだらどうしよう」「タイムが遅くて笑われたらどうしよう」といった不安がたくさんあったんです。

こういった気持ちは、思春期特有のものかもしれません。自意識が強くなる時期だからこそ、周りの目が気になるんですよね。私も中学生のときは似たような経験がありました。

2. 少しずつ慣れさせる

いきなり本番は難しいと思ったので、まずは練習から参加するよう促しました。「練習だから失敗してもいいんだよ」と伝えて、少しずつ慣れさせていきました。最初は嫌がっていた長男も、徐々に「まあ、練習くらいなら…」という感じで参加するようになりました。

この段階で大切なのは、強制しないこと。「行かなきゃダメ!」と言うのではなく、「行ってみない?でも無理だったら帰ってきていいからね」といった感じで、逃げ道を作ってあげるのがポイントです。

3. 得意なことから始める

長男は走るのは苦手でしたが、応援は得意だったので、まずは応援団として参加することを提案しました。これが功を奏して、徐々に行事全体に前向きになっていきました。「お兄ちゃん、声出すの上手だね!」と褒めてあげると、嬉しそうな顔をしていましたよ。

子どもの得意なことを見つけて、そこから始めるのは効果的です。苦手なことばかりに目を向けるのではなく、得意なことを伸ばしていくことで、自信がつきやすくなります。

4. 家族でサポート

夫と協力して、家族みんなで応援する姿勢を見せました。「お兄ちゃん、かっこいい!」と下の子たちに言ってもらうのも効果的でしたね。家族の応援があると、子どもも安心して頑張れるんです。

実は、この「家族でサポート」というのは、夫婦間の協力も大切なんです。私と夫で役割分担をして、長男の練習を見に行ったり、励ましの言葉をかけたりしました。二人で協力することで、より効果的なサポートができたと思います。

このような取り組みの結果、長男は最終的に体育祭を楽しむことができました。むしろ「来年は走る種目に出たい」と言い出すほどになったんです!子どもの成長って、本当に嬉しいものですね。

文化祭、どう関わる?

文化祭は、子どもたちの創造性や協調性が発揮される大切な行事です。でも、親としてどこまで関わればいいのか、悩むところですよね。私も最初は戸惑いました。

1. 子どもの主体性を尊重する

基本的には、子どもたちに任せることが大切です。でも、完全に放置するのではなく、「何をするの?」「準備は順調?」といった感じで、さりげなく声をかけるようにしています。

長女が中学2年生のときは、クラスで演劇をすることになったんです。台本作りから衣装作りまで、子どもたちだけでやろうとしていました。最初は心配でしたが、見守ることにしました。

2. 必要最小限のサポート

材料の買い出しや、大がかりな製作の手伝いなど、子どもだけでは難しいことは手伝います。ただし、あくまで「手伝い」に徹して、主導権は子どもに持たせるようにしています。

長女の演劇の衣装作りのとき、ミシンを使う場面がありました。危険なので、その部分だけ私が手伝いました。でも、デザインや素材選びは全て子どもたちに任せましたよ。

3. 当日は見守るだけ

文化祭当日は、基本的に見学者として参加します。子どもたちの頑張る姿を見守り、たくさん褒めてあげることが大切だと思います。

うちの長女(現在高校1年生)が中学3年生のときの文化祭では、クラスでカフェを出店したんです。私は前日に娘と一緒にケーキを焼いて、当日は客として楽しみました。娘が生き生きと接客する姿を見て、成長を感じられた素敵な思い出になりましたよ。

実は、このカフェ出店、最初は「面倒くさい」と言っていた娘。でも、友達と一緒に準備を進めていくうちに、どんどん楽しくなっていったみたいです。「やってよかった」と言っていた娘の顔が、今でも忘れられません。

修学旅行、親は何をする?

修学旅行は、子どもたちにとって大きな楽しみですが、親としては心配も多いですよね。どんなことに気をつければいいのでしょうか。

1. 事前準備をサポート

持ち物リストの確認や、必要なものの買い出しなど、準備段階でのサポートが大切です。ただし、パッキングは基本的に子どもにさせましょう。

長男の修学旅行のとき、持ち物リストを一緒に確認しました。でも、実際に荷物を詰めるのは長男に任せました。「忘れ物があっても、それも良い経験だよ」と伝えたんです。結果的に、歯ブラシを忘れてしまったみたいですが、友達に借りて何とかなったそうです。これも大切な経験ですよね。

2. 心構えを伝える

集団行動のマナーや、貴重品の管理など、基本的な注意事項を事前に伝えておきます。でも、あまり細かいことを言いすぎると、かえって子どもの不安を煽ることになるので注意が必要です。

私が特に強調したのは、「困ったことがあったら、必ず先生や友達に相談すること」。一人で抱え込まないよう、コミュニケーションの大切さを伝えました。

3. 連絡手段の確認

緊急時の連絡方法を確認しておきます。最近はスマートフォンを持っている子も多いですが、学校のルールに従うことが大切です。

うちの場合、学校の方針でスマートフォンの持ち込みは禁止でした。そのため、緊急時は学校経由で連絡を取ることを確認しました。また、宿泊先のホテルの連絡先も控えておきました。

4. 帰ってきてからのフォロー

修学旅行から帰ってきたら、たくさん話を聞いてあげましょう。良かったことも、大変だったことも、しっかり受け止めてあげることが大切です。

長男が修学旅行に行ったときは、帰ってきてからの話がとても盛り上がりました。家族みんなで写真を見ながら、楽しかった思い出を共有できて良かったです。「次は家族旅行に行きたいね」なんて話になって、新しい目標もできました。

合唱コンクール、親の関わり方は?

合唱コンクールは、クラスの団結力が試される行事ですね。親としてどんなサポートができるでしょうか。

1. 練習を応援する

家で歌の練習をする姿を見守り、励ましの言葉をかけてあげましょう。ただし、音程や歌い方について細かく指摘するのは避けたほうがいいかもしれません。

長女が中学1年生のとき、毎晩シャワーを浴びながら歌の練習をしていました。最初は「うるさい」と思ったこともありましたが、頑張っている姿を見て、応援せずにはいられませんでした。「上手になったね」と声をかけると、嬉しそうでしたよ。

2. 本番は静かに見守る

本番当日は、静かに聴くことが大切です。子どもたちの頑張りを、心を込めて聴いてあげましょう。

私は毎年、仕事を調整して合唱コンクールを見に行っています。子どもたちの一生懸命な姿を見ると、毎回感動して涙が出そうになります。でも、恥ずかしがる子どももいるので、あまり大げさな反応は控えめにしていますよ。

3. 終わった後はたくさん褒める

結果に関わらず、頑張ったことをたくさん褒めてあげましょう。「すごく良かったよ」「感動したよ」といった言葉をかけてあげると、子どもの自信につながります。

長女が中学2年生のときの合唱コンクールでは、クラスで金賞を取ったんです。娘が「みんなで頑張って良かった」と嬉しそうに話す姿を見て、私もうれしくなりました。でも、結果以上に大切なのは、みんなで協力して一つのものを作り上げる過程。そのことをしっかり伝えました。

一方で、長男のクラスは入賞を逃してしまったことがありました。そのときは「悔しかったね。でも、本当によく頑張ったよ」と声をかけ、努力を認めました。すると長男は「来年こそは!」と前向きな気持ちになれたようです。

4. 記念に残す工夫

合唱コンクールの思い出を形に残すのも良いアイデアです。プログラムを保管したり、歌っている様子を録音したりするのはいかがでしょうか。

うちでは、子どもたちの合唱コンクールの曲を家族で歌う tradition があります。毎年、夕食後にみんなで歌うんです。最初は恥ずかしがっていた子どもたちも、今では楽しみにしているんですよ。こういった家族の tradition も、素敵な思い出になると思います。

卒業式、親はどう参加する?

中学校生活の締めくくりとなる卒業式。子どもたちにとっても、親にとっても感動的な瞬間ですね。どのように参加すれば良いのでしょうか。

1. 子どもの気持ちを尊重する

卒業式当日の服装や髪型など、子どもの希望を尊重しましょう。ただし、学校のルールには従う必要があります。

長女の卒業式のとき、娘は髪を巻きたいと言い出しました。学校のルールに反しない範囲で、おしゃれを楽しむことを認めました。その結果、娘は自信を持って卒業式に臨むことができたようです。

2. 写真撮影は控えめに

多くの学校では、式中の写真撮影が禁止されています。ルールを守り、静かに式を見守りましょう。

私も最初は「思い出に残したい」という気持ちが強くて、つい写真を撮りたくなりました。でも、式の厳粛さを乱さないよう、自制しました。代わりに、式の前後に家族写真を撮ることにしています。

3. 感動を共有する

式が終わった後は、子どもの気持ちに寄り添いましょう。友達との別れを惜しむ気持ちや、新しい環境への期待と不安など、様々な感情を抱えていると思います。

長男の卒業式のとき、式が終わってすぐは無口でした。でも、家に帰ってからポツポツと話し始め、「寂しいけど、高校が楽しみ」と複雑な心境を話してくれました。こういった気持ちをしっかり受け止めることが大切だと感じました。

4. 思い出を形に残す

アルバムを作ったり、記念品を贈ったりして、中学校生活の思い出を形に残すのもいいかもしれません。

長女の卒業式のときは、家族みんなで参列しました。式が終わった後、娘の友達家族と一緒に記念撮影をしたのが良い思い出です。その写真は今でもリビングに飾ってあります。

また、卒業式の日の夕食は、卒業生の好きなメニューにするのが我が家の tradition です。「最後の晩餐」なんて冗談を言いながら、楽しい食事の時間を過ごします。

まとめ:中学生の学校行事、親の関わり方

ここまで、中学生の子どもの学校行事への親の関わり方について、私の経験をもとにお話ししてきました。最後に、重要なポイントをまとめておきます。

  1. 子どもの気持ちを尊重する
  2. 適度な距離感を保ちながらサポートする
  3. 子どもの成長を見守り、たくさん褒める
  4. 家族で思い出を共有する
  5. 学校のルールを守る

中学生の時期は、子どもが自立していく大切な時期です。親としては、見守りつつも必要なときにはしっかりサポートする、そんなバランスが大切だと思います。

私自身、4人の子育てを通じて、たくさんの失敗と学びがありました。でも、そのどれもが貴重な経験になっています。時には子どもと衝突することもありますが、そういった経験も含めて、親子関係を深める機会になるんだと思います。

みなさんも、お子さんとの関わりを楽しみながら、素敵な思い出をたくさん作ってくださいね。学校行事は、子どもの成長を実感できる貴重な機会です。一緒に喜び、時には涙し、そんな経験を重ねていくことで、かけがえのない親子の絆が育まれていくのだと思います。

最後に、こんな言葉を贈りたいと思います。

SHIORIの一言:子どもの学校行事、完璧な関わり方なんてありません。でも、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に成長を喜び合える関係性を築くことが何より大切だと思います。そんな関係性があれば、きっと素敵な思い出がたくさんできるはずです!

みなさんの家庭でも、素敵な思い出がたくさんできますように!そして、お子さんの成長を心から喜べる親子関係が築けますように!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!子育ての悩みや喜び、日々の気づきなど、これからもみなさんと一緒に考えていけたらいいなと思います。子育ては大変なこともありますが、それ以上に幸せと喜びに満ちています。一緒に頑張りましょうね!

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