こんにちは!4人の子育て真っ最中のSHIORIです。今日は、特に小学生の子どもの問題解決力を伸ばすための、我が家で実践している効果的なコミュニケーション方法をお伝えしたいと思います。
子どもの問題解決力を育てるには、「傾聴」「共感」「質問」の3つが重要だということが、我が家の子育てを通して分かってきました。
我が家の子育て事情
現在、高1の長女(美術部)、中1の長男(サッカー部)、小2の次男、年長の次女の4人の子育てに奮闘中です。共働きの夫と協力しながら、なんとか毎日を乗り切っています。
特に今回は、小2の次男との関わりを中心にお話ししていきますね。
子どもの問題解決力が育つ3つのポイント
1. まずは「傾聴」から始める
子どもが話し始めたら、スマホを置いて、目を合わせて聞くようにしています。
- 「うんうん」「そうなんだ」とうなずきながら聞く
- 話の腰を折らない
- 最後まで静かに聞く
2. 「共感」で気持ちに寄り添う
解決策を急いで提示するのではなく、まずは気持ちに共感することが大切です。
共感のための具体的なフレーズ例
- 「そう感じるの、よく分かるよ」
- 「それは嫌だったね」
- 「悔しかったんだね」
3. 「質問」で自分で考えるきっかけを作る
答えを教えるのではなく、子ども自身が考えられるような質問を投げかけます。
効果的な質問例
- 「どうしたらよかったと思う?」
- 「他にどんな方法があるかな?」
- 「〇〇くんだったらどうすると思う?」
実践例:次男が経験した実際のケース
休み時間の遊び仲間トラブル
次男が「休み時間に一緒に遊ぶ約束をしていた友だちが、他の子と遊んでいった」と落ち込んで帰ってきたときのことです。
Step1:傾聴のポイント
まずは次男の話に耳を傾け、途中で解決策を提案せずに最後まで聞きました。
Step2:共感のフレーズ
「約束していたのに違う子と遊んでいっちゃったの。がっかりしたよね」と気持ちに寄り添いました。
Step3:考えるための質問
- 「どうして友だちは他の子と遊んでいったと思う?」
- 「明日、その友だちに何か話してみたい?」
- 「似たような経験、お兄ちゃんもしてたよね。覚えてる?」
年齢別の対応方法の違い
小学校低学年(次男の場合)
具体的な例を挙げながら、ゆっくりと話を進めることが効果的です。
小学校高学年(長男の経験から)
自尊心が育ち始める時期なので、子どもの考えを否定せず、一緒に考える姿勢が大切です。
中学生(長男の現在)
友人関係が複雑になってくるので、より深い共感と理解が必要になります。
問題解決力が育つと見られる変化
このような関わりを続けていくと、子どもに以下のような変化が見られるようになってきます。
- トラブルが起きても、すぐに諦めなくなる
- 友だちの気持ちを考えられるようになる
- 自分で解決方法を考えようとする
- 失敗を恐れずにチャレンジできる
家族みんなで実践することの大切さ
我が家では、夫とも子育ての方針を共有し、同じように接するように心がけています。親が一貫した態度で接することで、子どもも安心して自分の気持ちを話せるようになります。
兄弟姉妹間での効果
上の子たちが下の子の相談に乗るときも、同じように「傾聴」「共感」「質問」を実践しているのを見かけると、親としてとても嬉しく感じます。
長期的な効果と将来の展望
問題解決力は、将来の社会生活でも必要不可欠なスキルです。子どもの頃から育んでいくことで、以下のような力が身についていきます:
- 自分で考え、判断する力
- 他者の気持ちを理解する力
- コミュニケーション能力
- 困難に立ち向かう勇気
まとめ:子どもの問題解決力を育てるために
- まずは子どもの話をしっかり聞く
- 気持ちに共感する言葉かけを心がける
- 解決方法を考えられる質問をする
- 家族で一貫した関わり方をする
子どもの問題解決力を育てるのに、特別な教材や方法は必要ありません。日々の何気ない会話の中で、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に考える姿勢を持ち続けることが大切です。
みなさんも、ぜひ試してみてくださいね!
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!