こんにちは、4人の子育てに奮闘中のSHIORIです!今日は、我が家で実践してきょうだいげんかを劇的に減らした方法をお伝えします。結論から言うと、環境づくりが超重要なんです!
この方法を実践してから、うちの子たちのげんかがなんと9割も減りました。今回は、その秘訣を詳しくお話ししていきますね。長くなりますが、最後まで読んでいただけると、きっと皆さんの家庭でも役立つヒントが見つかるはずです!
きょうだいげんかの原因を知ろう
まず、げんかの原因を理解することが大切です。我が家の場合、主な原因は以下の3つでした。
- スペースの取り合い
- 物の共有問題
- 親の注目の奪い合い
これらの原因を踏まえて、環境づくりを考えていきましょう。
スペース確保で快適空間を作る
個人スペースの確保
我が家では、各子どもに専用のスペースを用意しました。といっても、別々の部屋を用意するのは難しいので、工夫が必要です。
高1の長女には、リビングの一角に勉強コーナーを作りました。美術部に所属しているので、絵を描くスペースも確保。中1の長男には、2段ベッドの下段をカーテンで仕切って、自分だけの空間を作りました。小2の次男と年長の次女には、おもちゃ箱とマットを使って、それぞれの遊びスペースを区切りました。
共有スペースのルール作り
個人スペース以外の場所は共有スペースです。ここでのルールを明確にすることで、げんかを防げます。
- リビングでのテレビ視聴時間を決める
- 食事中は携帯電話を使わない
- お風呂の順番を決める
これらのルールは、子どもたちと一緒に話し合って決めました。自分たちで決めたルールなので、守る意識も高まります。例えば、テレビの視聴時間は、平日は1時間、休日は2時間と決めました。また、番組の選び方も、曜日ごとに担当を決めて、公平に選べるようにしています。
物の共有問題を解決しよう
個人の持ち物を明確に
「これは誰のもの?」という争いをなくすことが大切です。我が家では以下の方法を実践しています。
- 名前シールを貼る
- 色分けする(タオルや歯ブラシなど)
- 収納場所を分ける
特に小さい子は、自分の物と他人の物の区別がつきにくいので、視覚的にわかりやすくすることが重要です。うちでは、タオルは長女がピンク、長男が青、次男が緑、次女が黄色と決めています。歯ブラシも同じ色で統一しているので、混乱することがありません。
共有物のルール作り
おもちゃや本など、共有で使う物についてもルールを決めます。
- 使い終わったら元の場所に戻す
- 長時間独占しない
- 壊したら報告する
これらのルールを守ることで、「〇〇ちゃんばっかり使ってる!」といったげんかを防げます。特に人気のおもちゃは、タイマーを使って使用時間を管理しています。例えば、30分使ったら次の人に交代するというルールを設けています。
親の注目を公平に
時間の管理で平等な関わりを
4人の子どもがいると、つい上の子や下の子に注目が集中しがちです。意識して全員に平等に関わることが大切です。
我が家では、子ども一人ひとりと過ごす時間を決めています。例えば、長女とは週末に二人でショッピングに行ったり、長男とはサッカーの練習に付き合ったりします。次男とは図書館に行って本を選んだり、次女とは料理を一緒に作ったりしています。
褒め方の工夫
子どもを褒めるときも、工夫が必要です。比較して褒めるのはNGです。「〇〇ちゃんみたいにできたね」という褒め方は、かえってきょうだい間の対立を生みかねません。
代わりに、その子自身の成長や努力を褒めましょう。「前よりも上手になったね」「頑張って練習したんだね」といった褒め方をすると、子どもの自信にもつながります。また、褒めるときは具体的に褒めることも大切です。「絵がうまいね」ではなく、「空の色の塗り方がとてもきれいだね」というように、何が良かったのかを具体的に伝えます。
げんかを減らすその他の工夫
ストレス発散の機会を作る
子どもたちのストレスが溜まると、ちょっとしたことでげんかになりやすくなります。定期的にストレス発散の機会を作ることが大切です。
- 休日は公園で思いっきり遊ぶ
- 家族でスポーツを楽しむ
- 音楽を聴いたり踊ったりする時間を作る
体を動かすことで、ストレスも発散されますし、家族の絆も深まります。我が家では、休日の朝にラジオ体操をすることが習慣になっています。また、月に1回は家族でハイキングに行くようにしています。自然の中で過ごすことで、子どもたちもリフレッシュできるようです。
協力する機会を増やす
きょうだいが協力する機会を作ることで、お互いの理解が深まり、げんかも減ります。
- 家事を分担する
- 年上の子が年下の子の宿題を手伝う
- 家族イベントの企画を任せる
我が家では、週末の掃除を全員で分担しています。長女が掃除機をかけ、長男がほうきで掃き、次男が雑巾がけ、次女がおもちゃの片付けを担当。みんなで協力して作業することで、達成感も味わえます。また、月に1回、「お楽しみ会」を開催し、その企画を子どもたちに任せています。メニューを考えたり、ゲームを準備したりと、協力して準備をすることで、きょうだいの絆も深まります。
感情表現の練習
子どもたちが自分の感情を適切に表現できるようになると、げんかも減ります。「怒っている」「悲しい」「嬉しい」といった感情を言葉で表現する練習をしましょう。
例えば、げんかが起きたときに、「どうして怒っているの?」「何が嫌だったの?」と聞いて、子どもに自分の気持ちを言葉で説明させます。最初は難しいかもしれませんが、繰り返し練習することで、徐々に上手になっていきます。
親の態度も大切
冷静な対応を心がける
子どものげんかに対して、親が感情的になってしまっては逆効果です。できるだけ冷静に対応することを心がけましょう。
げんかが起きたときは、まず深呼吸をして落ち着きます。そして、両方の言い分をよく聞きます。どちらかの味方をするのではなく、中立の立場で対応することが大切です。「お兄ちゃんはこう思ったんだね」「妹はこう感じたんだね」と、それぞれの気持ちを代弁してあげると、お互いの気持ちが理解しやすくなります。
モデルを示す
子どもは親の姿を見て育ちます。夫婦げんかは極力避け、問題が起きたときは話し合いで解決する姿を見せることが大切です。
我が家では、夫婦で意見が合わないときは、子どもの前でも「お父さんはこう思うんだけど、お母さんはこう思うの。どうしたらいいかな?」と話し合います。お互いの意見を尊重しながら解決策を探る姿を見せることで、子どもたちも同じように行動できるようになります。
年齢差のあるきょうだいへの対応
我が家は、高校生から年長さんまで、年齢差のあるきょうだいがいます。年齢差があると、それぞれの興味や能力が異なるため、新たな課題が生まれます。
年上の子への配慮
年上の子は、年下の子の面倒を見なければいけないという責任感から、ストレスを感じることがあります。
長女には、「妹や弟の面倒を見てくれてありがとう」と感謝の言葉を伝えるようにしています。また、年下の子たちがいない時間を作り、年齢相応の活動を楽しめるようにしています。例えば、友達と出かける時間を確保したり、静かに勉強できる環境を整えたりしています。
高校生の長女は美術部に所属していますが、絵を描く時間が取りにくいと悩んでいました。そこで、リビングの一角に彼女専用の絵画コーナーを設置しました。ここでは、他の子どもたちが邪魔をしないというルールを設けています。自分の趣味に没頭できる時間と場所があることで、ストレス解消にもなっているようです。
年下の子への対応
年下の子は、年上のきょうだいに追いつきたいという気持ちから、無理をしてしまうことがあります。
次男と次女には、「お兄ちゃんやお姉ちゃんはもっと長く練習しているから、今はできなくても大丈夫だよ」と声をかけ、焦らずに自分のペースで成長できるよう励ましています。同時に、年下の子なりの得意分野を見つけ、それを伸ばすことで自信をつけられるよう支援しています。
例えば、小学2年生の次男は、サッカーが得意な長男に憧れてサッカーを始めましたが、なかなか上手くいかず悩んでいました。そこで、次男の器用さを活かし、折り紙教室に通わせてみたところ、見事な作品を作れるようになりました。「お兄ちゃんにはできない素敵な折り紙が作れるね」と褒めることで、自信を持てるようになりました。
年齢差を活かした関わり方
年齢差があることをマイナスに捉えるのではなく、それぞれの良さを活かした関わり方を心がけています。
- 年上の子に教える役割を与える
- 年下の子の素直な反応を大切にする
- 全員で楽しめる活動を見つける
例えば、宿題の時間には、長女が次男の算数を、長男が次女のひらがな練習を手伝うようにしています。教える側も教わる側も、お互いに良い刺激を受けているようです。また、家族で遊ぶときは、年齢に関係なく楽しめるボードゲームを選んでいます。ルールを工夫して、全員が対等に楽しめるようにしています。
特別な配慮が必要な場面での対応
年齢差のあるきょうだいがいると、特別な配慮が必要な場面も出てきます。以下では、そういった場面での対応策をお話しします。
就寝時間の違いへの対応
年齢によって就寝時間が異なるため、夜の時間帯の過ごし方に工夫が必要です。
我が家では、次女と次男の就寝時間を20時、長男を21時、長女を22時と設定しています。早く寝る子どもたちが眠れるよう、リビングでの活動は控えめにし、長女と長男には自室で静かに過ごすよう伝えています。また、就寝前の30分は「読書タイム」とし、全員が本を読む時間を設けています。これにより、自然と静かな環境が作られ、年少の子どもたちも落ち着いて眠りにつけるようになりました。
学校行事への参加バランス
子どもたちの学校行事が重なることもあります。そんなときは、夫婦で分担したり、祖父母の協力を得たりして、できるだけ全ての子どもの行事に参加するようにしています。
例えば、長女の高校の文化祭と次男の運動会が同じ日だったときは、私が文化祭に、夫が運動会に参加しました。その後、お互いの様子を写真や動画で共有し、家族全員でそれぞれの頑張りを称えました。どうしても両立が難しい場合は、子どもたちと相談して優先順位を決めています。
休日の過ごし方
休日の過ごし方も、年齢差があるときょうだい全員が満足できるプランを立てるのが難しいものです。
我が家では、月に一度の家族旅行では、行き先を子どもたちの持ち回りで決めるようにしています。長女が美術館を選んだら、次は長男がサッカー観戦を選ぶといった具合です。選ばれなかった子どもたちには、「次はあなたの番だよ」と伝え、楽しみを持てるようにしています。
また、日帰り旅行では、午前中は年少の子ども向けの活動(遊園地など)、午後は年長の子ども向けの活動(ショッピングモールでの買い物など)というように、時間で分けることもあります。これにより、全員が楽しめる時間を確保できています。
きょうだい間の絆を深める工夫
年齢差があっても、きょうだい間の絆を深めることは可能です。むしろ、年齢差を活かしてユニークな関係性を築くことができます。
共通の趣味を見つける
年齢に関係なく楽しめる趣味を見つけることで、きょうだいの絆を深めることができます。
我が家では、料理が共通の趣味となっています。月に1回、「きょうだいクッキング」の日を設け、4人で協力して夕食を作ります。長女がメニューを考え、長男が材料の下準備、次男が盛り付け、次女が
テーブルセッティングを担当するなど、それぞれの得意分野を活かしています。一緒に作った料理を家族で食べながら、楽しく会話を交わす時間は、きょうだいの絆を深める大切な機会となっています。
お互いの成長を喜び合う環境づくり
きょうだいが互いの成長を認め合い、喜び合える環境を作ることも重要です。
我が家では、「がんばりボード」を作って、リビングに掲示しています。テストでいい点を取った、習い事で褒められた、お手伝いを頑張ったなど、それぞれの頑張りや成長を書き込んでいきます。週末には、このボードを見ながら、お互いの頑張りを称え合う時間を設けています。「お姉ちゃん、テストですごくいい点取ったんだね!」「弟、お手伝い頑張ったんだ!えらい!」といった会話が自然と生まれ、お互いを認め合う雰囲気が育っています。
年上の子の責任感と年下の子の尊敬の気持ちを育む
年齢差を活かし、年上の子の責任感と年下の子の尊敬の気持ちを育むことも大切です。
長女と長男には、「お姉ちゃん」「お兄ちゃん」としての役割を意識してもらっています。例えば、公園に行くときは、年下のきょうだいの面倒を見るよう頼んでいます。ただし、あまり負担にならないよう、「困ったことがあったら、すぐにママに教えてね」とフォローも忘れません。
一方、次男と次女には、「お姉ちゃんやお兄ちゃんのようになりたい」という気持ちを大切にしています。「お姉ちゃんみたいに字がきれいに書けるようになりたいね」「お兄ちゃんみたいにサッカーが上手くなりたいね」といった言葉かけをすることで、年上のきょうだいへの尊敬の気持ちを育んでいます。
まとめ:年齢差を活かしたきょうだい関係づくり
ここまで、年齢差のあるきょうだいへの対応について詳しくお話ししてきました。最後に、重要なポイントをまとめておきます。
- それぞれの年齢に応じた配慮をする
- 年齢差をマイナスではなく、プラスに捉える
- 共通の趣味や活動を通じて絆を深める
- お互いの成長を認め合い、喜び合う環境を作る
- 年上の子の責任感と年下の子の尊敬の気持ちを育む
年齢差のあるきょうだいがいると、時に大変なこともありますが、それ以上に素晴らしい面がたくさんあります。年上の子は思いやりや責任感を学び、年下の子は尊敬する対象を身近に持つことができます。この年齢差を家族の強みとして活かすことで、より絆の深い家族関係を築くことができるのです。
皆さんの家庭でも、きょうだいの年齢差を活かした関係づくりを試してみてください。きっと、新しい発見があるはずです。それでは、また次回のブログでお会いしましょう。SHIORIでした!