こんにちは、SHIORIです!今日は思春期の子どもの将来の夢を応援する方法についてお話しします。
結論から言うと、子どもの夢を応援するには「傾聴」と「見守り」が大切です。押し付けや否定をせず、子どもの気持ちに寄り添いながら、適度な距離感を保つことがポイントなんです。
私も4人の子育て中で、上の子たちはまさに思春期真っ只中。試行錯誤の毎日ですが、子どもたちの夢を応援する中で気づいたことをシェアしていきますね。
思春期の子どもの特徴を理解しよう
まず大切なのは、思春期の子どもの特徴をよく理解すること。この時期の子どもたちは、心身ともに大きな変化を経験しています。
感情の起伏が激しい
ホルモンバランスの変化で、感情の起伏が激しくなります。うちの長女も、小学生の頃はおっとりしていたのに、中学生になったら急に反抗的になって驚きました。
親から自立したい気持ちが強くなる
「自分のことは自分で決めたい!」という気持ちが強くなります。長男なんか、服の選び方から髪型まで、すべて自分で決めたがるようになりましたね。
将来への不安と期待が入り混じる
将来のことを考え始める一方で、不安も大きくなります。うちの子たちも、「将来何になりたいの?」って聞くと、「わかんない」って言うことが増えました。
子どもの夢を応援する具体的な方法
では、具体的にどうやって子どもの夢を応援すればいいのでしょうか?私が実践している方法をいくつかご紹介します。
1. 傾聴の姿勢を大切に
子どもの話をしっかり聞くことが何より大切です。うちでは、夕食後に家族で今日あったことを話す時間を設けています。
話を聞くときのポイント:
- 否定や批判をせずに聞く
- 相槌を打ちながら、しっかり目を合わせる
- 「それで?」「なるほどね」など、話を促す言葉をかける
2. 興味を持っていることを一緒に探求
子どもが興味を持っていることがあれば、一緒に調べたり体験したりするのもいいですね。
実践例:
- 関連する本や雑誌を一緒に読む
- 博物館や科学館など、関連施設に行ってみる
- 興味のある職業の人にインタビューする
長女が料理に興味を持ち始めたときは、一緒に料理教室に通ったり、プロの料理人さんにお話を聞く機会を作ったりしました。
3. 失敗を恐れず、チャレンジすることを応援
新しいことにチャレンジする勇気を持てるよう、応援することが大切です。失敗しても大丈夫だと伝えることで、子どもは安心してチャレンジできます。
4. 多様な経験の機会を提供
様々な経験を通じて、子どもは自分の適性や興味を見つけていきます。できるだけ多様な経験ができるよう、機会を提供しましょう。
経験の例:
- 習い事や部活動
- ボランティア活動
- 家族旅行
- 文化祭や体育祭などの学校行事
5. 親の経験を共有
親自身の経験を話すことで、子どもに新しい視点を与えることができます。失敗談も含めて、率直に話すことが大切です。
私の場合:
- 学生時代のアルバイト経験
- 就職活動での苦労
- 仕事と育児の両立の難しさと喜び
これらの話をすることで、子どもたちも「親も悩んだり失敗したりしながら大人になったんだ」と感じてくれているようです。
夢が見つからない子どもへの対応
「将来の夢がない」と悩む子どもも多いですよね。うちの長男もそうでした。そんな子どもにはどう接すればいいのでしょうか。
焦らせない、プレッシャーをかけない
「早く夢を見つけなさい」と急かすのはNG。夢は焦って見つかるものではありません。むしろ、のびのびと様々なことに挑戦できる環境を整えることが大切です。
得意なことや好きなことを一緒に探す
子どもの得意なことや好きなことを一緒に探していきましょう。日々の生活の中で、子どもが楽しそうにしていることや熱中していることはないでしょうか。そういった小さな兆しを見逃さないようにしています。
将来の可能性を広げる
様々な職業や生き方があることを伝えましょう。テレビや本、実際に会って話を聞くなど、多様な情報源を活用するといいですね。
親が気をつけるべきこと
子どもの夢を応援する上で、親が気をつけるべきポイントもあります。
押し付けない
親の願望を子どもに押し付けないように注意しましょう。「医者になりなさい」「公務員になりなさい」など、親の価値観を押し付けると、子どもは窮屈に感じてしまいます。
比較しない
兄弟や友達と比較するのはNG。「お姉ちゃんはもう将来の夢が決まってるのに」なんて言葉は、子どもの自信を奪ってしまいます。
否定しない
子どもの夢を否定しないことが大切です。たとえ現実的でないと思える夢でも、まずは受け止めましょう。
NG例:
- 「そんな夢じゃ食べていけないよ」
- 「その仕事は大変だからやめなさい」
- 「そんな夢より、もっと現実的な仕事を考えなさい」
適度な距離感を保つ
思春期の子どもは親から自立したい気持ちが強くなります。干渉しすぎず、かといって放任しすぎず、適度な距離感を保つことが大切です。
適度な距離感を保つコツ
- 子どもの部屋に入るときは、ノックをして許可を得る
- 友達関係について詮索しすぎない
- 子どもの判断を尊重する場面を増やす
- 家族の時間と個人の時間のバランスを取る
夢を叶えるためのサポート
子どもが具体的な夢を見つけたら、その夢を叶えるためのサポートも必要です。
情報収集のサポート
夢を叶えるために必要な情報を一緒に集めましょう。インターネットや本はもちろん、実際にその職業の人に話を聞く機会を作るのもいいですね。
学習環境の整備
夢を叶えるために必要な学習環境を整えましょう。例えば、静かに勉強できるスペースを確保したり、必要な参考書を揃えたりするなどです。
経済的なサポート
夢を叶えるために必要な費用について、家族で話し合いましょう。例えば、留学したい場合の費用や、専門学校に通う場合の学費など、具体的に計画を立てていくといいですね。
メンタル面のサポート
夢に向かって頑張る子どもを精神的に支えることも大切です。時には挫折や失敗を経験することもあるでしょう。そんなときこそ、親の存在が大きな支えになります。
メンタル面のサポート方法:
- 努力を認め、褒める
- 失敗しても大丈夫だと伝える
- 一緒に解決策を考える
- ストレス解消法を一緒に見つける
家族で夢を共有する
子どもの夢を家族全員で共有し、応援する雰囲気を作ることも大切です。
家族会議の開催
定期的に家族会議を開き、それぞれの夢や目標について話し合う時間を設けるのもいいですね。うちでは月に1回、家族会議の時間を設けています。
家族の夢ボードの作成
家族全員の夢や目標を書いたボードを作成し、リビングに飾るのもおすすめです。視覚化することで、お互いの夢を意識し、応援し合える雰囲気が生まれます。
うちでは、大きな模造紙を使って家族の夢ボードを作りました。それぞれが自分の夢や目標を書き、イラストや写真も貼り付けて、カラフルで楽しいボードに仕上げています。毎日目にする場所に飾ることで、自然と家族の夢を意識し、応援し合える雰囲気が生まれましたよ。
家族で協力して夢を応援
例えば、子どもが料理人になりたいと言ったら、家族で協力して料理の練習をサポートするなど、家族全員で夢の実現に向けて協力する姿勢が大切です。
うちの長女が料理人を目指すようになってからは、週末の夕食づくりを任せるようにしています。材料の買い出しから、メニューの考案、調理まで、すべて任せています。もちろん、困ったときはアドバイスしますが、基本的には見守る姿勢を心がけています。他の家族メンバーも、「今日の料理、美味しかったよ!」「次は何を作ってくれるの?楽しみ!」など、積極的に声をかけて応援しています。
まとめ:子どもの夢を応援する親の役割
思春期の子どもの夢を応援することは、簡単なことではありません。でも、子どもの気持ちに寄り添い、適切なサポートをすることで、子どもは大きく成長していきます。
ここでもう一度、子どもの夢を応援する上で大切なポイントをまとめてみましょう:
- 子どもの話をしっかり聞く(傾聴)
- 興味を持っていることを一緒に探求する
- 失敗を恐れずチャレンジすることを応援する
- 多様な経験の機会を提供する
- 親の経験を共有する
- 押し付けや比較、否定をしない
- 適度な距離感を保つ
- 情報収集や学習環境の整備をサポートする
- 経済面やメンタル面でのサポートを行う
- 家族で夢を共有し、応援し合う雰囲気を作る
最後に、私たち親が忘れてはいけないのは、子どもの夢は変化することがあるということです。今の夢が将来変わったとしても、それは決して無駄ではありません。夢に向かって努力する過程で得た経験や学びは、必ず子どもの人生の糧となります。
だからこそ、子どもの夢が何であれ、まずは受け止め、応援する姿勢が大切なのです。子どもの可能性を信じ、温かく見守りながら、時には背中を押してあげる。そんな親であり続けたいですね。
皆さんも、お子さんの夢を応援する素敵な親になってください。きっと、子どもたちは親の愛情を感じながら、自信を持って未来に向かって歩んでいけるはずです。
それでは、今日はここまで。また次回お会いしましょう!