スーパーでカリフラワーを見かけると、どんなふうに調理しようかと悩んでしまうことはありませんか?
カリフラワーはそのまま食べるだけでなく、サラダや温野菜としても、またピクルスやスープの具としても活用できる万能な野菜です。見た目にも美しく、料理に加えると華やかな白色が加わり、食卓を明るくしてくれます。
今回は、そんなカリフラワーをおいしく茹でるための基本的な方法をご紹介します。さらに、忙しい日でも手軽に作れるレンジを使った時短調理法も合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
カリフラワーを茹でるための材料と道具
カリフラワーをきれいに茹で上げるために、必要な材料と道具を確認しておきましょう。基本的な調理器具があれば、手軽に美味しく仕上げることができます。
【材料】
- カリフラワー … 1個(大きめのものを選んでください)
- お酢 … 大さじ1(醸造酢や穀物酢など、色が淡くてクセが少ないものを選んでください)
- 水 … 約1000ml(大きめの鍋を使う場合)
【必要な道具】
- まな板
- 包丁
- 鍋(カリフラワーを茹でるための大きめの鍋)
- 菜箸(カリフラワーをお湯に入れるときや取り出す際に使用)
- ボウル(カリフラワーを洗うため)
- ザル(茹でたカリフラワーを水切りするため)
カリフラワーを茹でるときのポイントは、お酢を加えることです。お酢を使うことで、カリフラワーが美しい白色に仕上がり、より鮮やかな見た目を楽しむことができます。
【基本編】カリフラワーをきれいに茹でる方法
カリフラワーをおいしく茹でるための基本の手順を順を追って解説します。この方法を覚えておくと、毎回きれいで美味しいカリフラワーを茹でることができますよ。
1. カリフラワーを小房に分ける
まず、カリフラワーを包丁で小房に分けます。ひと房が大きすぎる場合は、さらに小さく切り分けておきます。こうすることで、均一に茹でることができます。
2. ボウルに水を入れて小房を洗う
カリフラワーを小房に分けたら、ボウルにたっぷりの水を入れて、その中でカリフラワーの小房を軽く振り洗いします。これにより、花蕾(つぼみ)の間に入り込んだゴミや汚れをきれいに取り除くことができます。
3. 鍋でお湯を沸騰させ、酢を加えてカリフラワーを茹でる
鍋に水を入れて沸騰させたら、お酢を加えます。お酢を加えることで、カリフラワーがきれいな白色に仕上がります。その後、カリフラワーの小房を一気に鍋に入れて、中火で約2分間茹でます。茹ですぎないように注意し、シャキッとした食感を保つようにしましょう。
4. 茹で上がったカリフラワーをザルに上げ、冷ます
茹でたカリフラワーをザルにあげ、水分を切り、そのまま自然に冷まします。冷ました後、サラダなどに使うときれいな白色が際立ち、見た目にも美しい仕上がりになります。
【簡単編】レンジを使ったカリフラワーの茹で方
お湯で茹でる時間がない時におすすめなのが、電子レンジを使った簡単な方法です。お湯を使わず、電子レンジで素早く茹でることができます。
1. 小房に分けて洗う
鍋で茹でるときと同様に、カリフラワーを小房に分けて、ボウルに水を入れて軽く洗います。この手順はどちらの場合でも共通です。
2. 耐熱皿にカリフラワーをのせ、水を加える
耐熱皿にカリフラワーを並べ、大さじ1程度の水を回しかけます。この水分が蒸気となって、カリフラワーをしっとりと蒸し上げます。
3. ラップをふんわりと掛けて加熱する
耐熱皿にふんわりとラップをかけ、電子レンジで約3分(600W)加熱します。レンジによって加熱時間が異なるので、様子を見ながら調整してください。
4. ラップを外し、粗熱を取る
加熱後、ラップを外し、粗熱が取れたら完成です。この方法でもカリフラワーが美味しく仕上がり、時短で手軽に調理できます。
茹でるときのポイント
- お湯にお酢を加えることが、カリフラワーの白さを保つための最大のポイントです。お酢がカリフラワーを鮮やかな白色に仕上げ、さらに鮮度感を引き立てます。
エコな調理法:カリフラワーの焼き方
さらにエコな方法として、フライパンでカリフラワーを焼いて食べる方法もあります。サラダ油を引いたフライパンに、小房に分けたカリフラワーを入れて、中火で約3分ほど焼くと、香ばしく美味しい焼きカリフラワーが楽しめます。小房を小さめに切って焼けば、調理時間も短縮できます。
まとめ
カリフラワーは茹でるだけでも様々なレシピに活用できる万能野菜です。基本的な茹で方を覚えておけば、サラダや温野菜としても大活躍。忙しい日にはレンジを使って、時短で簡単に美味しいカリフラワーを楽しんでください。