こんにちは、SHIORIです!今日は中学生の習い事選びについて、我が家の体験を交えながらお話しします。
結論から言うと、中学生の習い事選びで大切なのは、子どもの興味と将来の目標を考慮しつつ、学業とのバランスを取ることです。でも、これって実際どうすればいいの?具体的な選び方や注意点を、長男の体験を交えながら詳しく解説していきますね。
中学生の習い事選びで考慮すべき5つのポイント
中学生になると、小学生の時とは違って、学業の負担も増えてきます。そんな中で習い事を選ぶときは、次の5つのポイントを押さえておくことが大切です。
- 子どもの興味・関心
- 将来の目標との関連性
- 時間的な余裕
- 経済的な負担
- 継続性
それぞれについて、詳しく見ていきましょう。
1. 子どもの興味・関心を重視する
まず何より大切なのは、子ども自身が興味を持っていることです。中学生になると自我が芽生え始め、自分の好きなことや得意なことがはっきりしてくる時期です。長男の場合、小学生の頃からサッカーが大好きで、中学でも続けたいと強く希望していました。
2. 将来の目標との関連性を考える
中学生になると、将来の夢や目標が少しずつ具体的になってくる子も多いです。習い事を選ぶ際は、その目標達成に役立つかどうかも考慮するといいでしょう。例えば、長男はプロサッカー選手になりたいという夢を持っていたので、サッカーを続けることは自然な選択でした。
ただし、ここで注意したいのは、親の押し付けにならないこと。子どもの意思を尊重しながら、一緒に将来について話し合うことが大切です。
3. 時間的な余裕を確認する
中学生になると、学校の授業や宿題の量が増えます。そのため、習い事にかける時間的な余裕があるかどうかを慎重に検討する必要があります。我が家では、長男がサッカー部に入部する際、練習時間と勉強時間のバランスについて家族で話し合いました。
- 平日の練習時間
- 休日の試合や練習の頻度
- テスト期間中の対応
- 家庭学習の時間確保
これらのポイントを確認し、無理のないスケジュールを組むことができました。
4. 経済的な負担を考慮する
習い事には当然ながら費用がかかります。月謝だけでなく、必要な道具や衣装、遠征費などもあるかもしれません。家計の状況を考えながら、継続できる習い事を選ぶことが大切です。
我が家の場合、サッカーは学校の部活動だったので、比較的費用を抑えられました。ただ、遠征や合宿などで予想外の出費もあったので、年間の予算を立てて計画的に対応しています。
5. 継続性を重視する
中学生の時期は3年間。この期間、継続して取り組めるかどうかも大切なポイントです。長男の場合、小学生の頃からサッカーを続けていたので、中学でも問題なく続けられると判断しました。
ただし、まったく新しいことにチャレンジする場合は、最初は体験レッスンなどを利用して、本当に続けられるかどうかを見極めることをおすすめします。
我が家の体験談:長男のサッカー部活動
ここからは、実際に我が家の長男がサッカー部に入った時の体験をお話しします。きっと皆さんの参考になると思いますよ。
入部の決断
長男は小学生の頃から地域のサッカークラブに所属していました。中学生になっても続けたいという強い希望があったので、学校の部活動に入ることにしました。ただ、新しい環境に不安もあったようで、最初は戸惑う様子も見られました。
時間管理の工夫
部活動が始まると、やはり時間の使い方が課題になりました。平日は放課後に2時間程度の練習、休日は午前中に練習や試合がある日も多かったです。そこで、次のような工夫をしました。
- 家庭学習は夕食後の2時間を確保
- 週末の試合がない日は勉強時間に充てる
- 長期休暇中は午前中を勉強、午後を部活動に
- テスト2週間前からは部活動を控えめに
これらの工夫で、なんとか部活動と学業の両立ができるようになりました。
意外な効果
実は、部活動を始めてから、長男に良い変化が見られるようになったんです。
- 生活にメリハリができた
- 時間管理能力が向上した
- 体力がついた
- 友達が増えた
- 責任感が芽生えた
特に時間管理能力の向上は驚きでした。限られた時間の中で効率よく勉強する習慣がついたようで、成績も下がることなく維持できています。
課題と対策
もちろん、順調なことばかりではありませんでした。いくつか課題も出てきましたが、家族で話し合いながら対策を立てていきました。
疲労の蓄積
練習がハードで、疲れが溜まってしまうことがありました。対策として、次のようなことを心がけています。
- 十分な睡眠時間の確保
- 栄養バランスの良い食事
- 休日はしっかり休養を取る
怪我のリスク
スポーツなので怪我のリスクは避けられません。予防と対策として、以下のことに気をつけています。
- ストレッチの徹底
- 適切な装備の使用
- 無理をしないよう声かけ
学業との両立
テスト期間中は特に大変でした。学校と相談し、テスト2週間前からは部活動を控えめにする配慮をしてもらいました。家でも集中して勉強できるよう、静かな環境作りを心がけています。
中学生の習い事選びのコツ
ここまで我が家の体験をお話ししてきましたが、ここからは一般的な中学生の習い事選びのコツについてまとめていきます。
1. 子どもと十分に話し合う
何より大切なのは、子ども自身の意思を尊重することです。親の希望を押し付けるのではなく、子どもがどんなことに興味があるのか、何をしたいのかをじっくり聞いてみましょう。
話し合いのポイント:
- 子どもの興味・関心を引き出す質問をする
- 将来の夢や目標について話し合う
- 習い事に対する不安や心配事を聞く
- 家族の状況(時間的・経済的)も説明する
2. 学校生活とのバランスを考える
中学生になると学業の負担が増えます。習い事を選ぶ際は、学校生活に支障が出ないよう注意が必要です。
チェックポイント:
- 平日の練習時間は適切か
- 休日の拘束時間はどうか
- テスト期間中の配慮はあるか
- 家庭学習の時間は確保できるか
3. 体験レッスンを活用する
多くの習い事教室では体験レッスンを実施しています。これを積極的に活用しましょう。実際に体験することで、子どもの適性や継続の可能性が見えてきます。
体験レッスンでのチェックポイント:
- 子どもが楽しんでいるか
- 指導者の教え方は適切か
- 施設や設備は整っているか
- 他の生徒との関係は良好か
4. 将来性を考慮する
中学生の時期は、将来の進路を考え始める大切な時期です。習い事が将来のキャリアにつながる可能性も考慮しましょう。
例えば:
- 語学:グローバル社会で役立つ
- 音楽:情操教育や集中力向上に効果的
- スポーツ:体力づくりやチームワーク力の育成に有効
- プログラミング:IT社会で必要なスキルを身につけられる
5. 経済的負担を考える
習い事には費用がかかります。家計の状況を考慮し、継続可能な習い事を選びましょう。
費用の内訳:
- 月謝
- 教材費
- 道具・衣装代
- 交通費
- 試験・検定料
これらの費用を年間でどのくらいかかるか、事前に計算しておくことをおすすめします。
おすすめの中学生の習い事
最後に、中学生におすすめの習い事をいくつか紹介します。それぞれの特徴や効果をまとめてみました。
1. 英会話
グローバル社会で必須のスキルである英語。中学生のうちから本格的に学ぶことで、将来の可能性が広がります。
メリット:
- 国際的な視野が広がる
- 学校の英語の授業の理解度が上がる
- 将来の留学やグローバルな仕事に役立つ
2. 音楽(楽器演奏)
音楽は心を豊かにし、集中力や忍耐力を養うのに効果的です。また、アンサンブルを通じてコミュニケーション能力も育成できます。
メリット:
- 情操教育になる
- 集中力や忍耐力が身につく
- ストレス解消になる
- 仲間との協調性が育つ
3. プログラミング
IT社会では、プログラミングスキルがますます重要になっています。論理的思考力も鍛えられるので、他の教科の学習にも良い影響があります。
メリット:
- 論理的思考力が身につく
- 問題解決能力が向上する
- 将来のIT関連の仕事に役立つ
- 自分でアプリやゲームを作れる楽しさがある
4. スポーツ
体を動かすことは、健康維持だけでなく、精神面の成長にも大きな効果があります。チームスポーツなら協調性も養えます。
メリット:
- 体力向上
- ストレス解消
- チームワーク力の育成
- 目標に向かって努力する姿勢が身につく
5. 学習塾
中学生になると受験を意識し始める時期。学校の授業の補完や、受験対策として学習塾も人気の選択肢です。
メリット:
- 学校の授業の理解度が上がる
- 受験対策ができる
- 自分のペースで学習を進められる
- 同じ目標を持つ仲間ができる
習い事を始める前の準備
習い事を始める前に、いくつか準備しておくと良いことがあります。スムーズなスタートを切るためのポイントをまとめてみました。
1. 体験レッスンを活用する
多くの教室やスクールでは体験レッスンを実施しています。これを積極的に活用しましょう。実際に体験することで、子どもの適性や継続の可能性が見えてきます。
2. スケジュール管理の方法を決める
習い事を始めると、時間の使い方が変わってきます。家族で共有できるカレンダーを用意したり、子ども自身が管理できるスケジュール帳を準備したりするのがおすすめです。
3. 必要な道具や教材を揃える
習い事によっては、専用の道具や教材が必要になることがあります。事前に確認して、必要なものを揃えておきましょう。中古品で済む場合もあるので、経済的な負担を減らす工夫も考えてみてください。
4. 送迎の計画を立てる
教室や練習場所への行き帰りの方法を確認しておきましょう。公共交通機関を使う場合は、一緒に下見をしておくと安心です。車での送迎が必要な場合は、家族で分担するなど、計画を立てておくことが大切です。
5. 家族で応援体制を整える
新しいことを始めるのは、子どもにとって不安もあるはずです。家族みんなで応援する姿勢を示すことで、子どもの自信にもつながります。
習い事を続けるためのコツ
習い事を始めても、続けていくのは簡単ではありません。長く続けるためのコツをいくつか紹介します。
1. 定期的に振り返りの時間を持つ
月に一度など、定期的に子どもと話し合う時間を設けましょう。楽しいこと、大変なこと、悩んでいることなどを聞き、必要があれば対策を考えます。
2. 成長を褒める
小さな進歩でも、しっかり認めて褒めることが大切です。子どもの自信につながり、モチベーション維持に役立ちます。
3. 無理をさせない
調子が悪いときや、学校行事と重なるときなどは、休むことも大切です。柔軟な対応で、長く続ける力を養いましょう。
4. 発表の機会を大切にする
コンクールや発表会などの機会があれば、積極的に参加を促しましょう。目標があることで、日々の練習にも張り合いが出ます。
5. 家族で楽しむ
習い事の内容を家族で共有し、一緒に楽しむ工夫をしてみましょう。例えば、英会話を習っている場合は、家族で英語の映画を見るなど、日常生活に取り入れる方法を考えてみるのもいいですね。
まとめ:中学生の習い事選びは子どもの未来への投資
中学生の習い事選びは、子どもの興味や適性を尊重しつつ、将来を見据えて決めていくことが大切です。ここまで紹介してきたポイントを参考に、お子さんと一緒に考えてみてください。
最後に、重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
- 子どもの興味・関心を第一に考える
- 学業とのバランスを取る
- 将来の目標との関連性を考慮する
- 経済的負担と継続性を検討する
- 体験レッスンを活用して慎重に選ぶ
習い事は、子どもの可能性を広げ、将来の選択肢を増やす素晴らしい機会です。同時に、努力することの大切さや、目標に向かって頑張る姿勢も学べます。
我が家の場合、長男のサッカー、長女の美術部活動を通じて、子どもたちが大きく成長する姿を見ることができました。もちろん、途中で悩んだり、困難にぶつかったりすることもありましたが、それを乗り越えていく過程も、大切な経験になったと思います。
皆さんも、お子さんの興味や適性をよく観察し、じっくり話し合いながら、最適な習い事を見つけていってください。その過程自体が、親子のコミュニケーションを深める良い機会にもなるはずです。
子どもたちの輝かしい未来のために、素敵な習い事選びができますように!