こんにちは、SHIORIです!4人の子育て奮闘中のワーキングマザーです。今日は幼児の習い事選びについて、私の経験をもとにお話しします。
結論から言うと、幼児の習い事選びで後悔しないためには、子どもの興味を第一に考えること、家族の生活リズムに合わせること、そして長期的な視点を持つことが大切です。これらのポイントを押さえれば、子どもも親も楽しく続けられる習い事が見つかるはずです!
それでは、詳しく見ていきましょう。
幼児の習い事選びで大切な3つのポイント
1. 子どもの興味を第一に考える
まず大切なのは、子どもが何に興味を持っているかをよく観察することです。
うちの末っ子(6歳・年長)は、お絵かきが大好き。お姉ちゃんの影響もあって、絵本を見ながら真似して描くのが日課になっています。そんな様子を見て、「もしかしたら、お絵かき教室に通わせてみようかな」と考えているところです。
子どもの興味を尊重することで、以下のようなメリットがあります:
- モチベーションが高く、続けやすい
- 自信につながりやすい
- 才能の早期発見につながる可能性がある
ただし、親の押し付けにならないよう注意が必要です。「〇〇をやりたい」と言っても、本当にやりたいのか、それとも友達に影響されているだけなのか、よく見極めましょう。
2. 家族の生活リズムに合わせる
次に大切なのは、家族全体の生活リズムを考慮することです。
我が家は共働きで、平日はバタバタしています。そのため、平日の習い事は避けて、土曜日に集中させています。これなら送り迎えも余裕を持って対応できますし、子どもたちも疲れすぎずに済みます。
家族の生活リズムに合わせることで、以下のようなメリットがあります:
- 無理なく続けられる
- 家族のストレスが軽減される
- 子どもの負担が少なくなる
3. 長期的な視点を持つ
最後に、長期的な視点を持つことが大切です。
うちの長女(16歳・高1)は、4歳の頃からピアノを習っています。最初は単純に音を出すのが楽しかったようですが、今では学校の音楽の授業で活躍したり、文化祭でも演奏したりと、素晴らしい特技になっています。
長期的な視点を持つことで、以下のようなメリットがあります:
- 将来の可能性が広がる
- 継続する力が身につく
- 自信につながる
ただし、子どもの意思を無視して続けさせるのはNGです。長期的に続けられそうか、子どもの性格や興味を考慮しながら判断しましょう。
幼児の習い事選びで避けたい3つの失敗
ここまで、幼児の習い事選びで大切な3つのポイントをお話ししました。次は、逆に避けたい失敗例を3つ紹介します。
1. 親の願望を押し付ける
「私ができなかったバレエを娘にさせたい」「息子には英語を習わせて国際人になってほしい」など、親の願望を子どもに押し付けるのは避けましょう。
確かに、親としては子どもに様々な可能性を与えたいと思うものです。でも、それが子どもの興味や適性と合っていなければ、長続きしないどころか、ストレスの原因になってしまいます。
2. 周りに流されて決める
「ご近所のお子さんみんなが通っているから」「友達のママに勧められたから」といった理由で習い事を選ぶのも要注意です。
確かに、情報源として周りの評判を参考にするのは悪いことではありません。でも、最終的な判断基準はあくまでも自分の子どもに合っているかどうかです。
例えば、うちの次男(13歳・中1)は小学生の頃、友達に誘われて空手を始めました。でも、あまり続かず、結局1年で辞めてしまいました。今思えば、もう少し本人の興味をよく確認すべきだったなと反省しています。
3. 詰め込みすぎる
「できるだけたくさんの経験をさせたい」と思って、あれもこれもと習い事を詰め込みすぎるのも問題です。
幼児期は遊びを通して学ぶ大切な時期です。習い事で忙しすぎて、自由に遊ぶ時間がなくなってしまっては本末転倒です。
うちの三男(8歳・小2)は、幼稚園の頃はサッカーと水泳の2つを習っていました。でも、だんだん疲れが見えてきたので、本人と相談して水泳は一時中断することにしました。その結果、今ではサッカーにより集中できるようになり、楽しく続けています。
幼児の習い事の種類と特徴
ここからは、幼児向けの代表的な習い事について、それぞれの特徴や開始時期の目安をご紹介します。
1. 音楽系の習い事
ピアノ
ピアノは幼児の習い事の定番ですね。指先の運動能力や集中力、読譜力などが身につきます。
- 開始時期の目安:4〜5歳
- メリット:基礎的な音楽能力が身につく、集中力が養われる
- デメリット:練習時間の確保が必要、楽器の購入や調律などの費用がかかる
リトミック
音楽に合わせて体を動かすリトミックは、幼児期の情操教育にぴったりです。
- 開始時期の目安:2〜3歳
- メリット:リズム感や協調性が養われる、表現力が豊かになる
- デメリット:集団レッスンが多いため、人見知りの子には不向きな場合がある
2. スポーツ系の習い事
水泳
水泳は体力づくりだけでなく、命を守る技術としても重要です。
- 開始時期の目安:3〜4歳
- メリット:全身運動で体力がつく、水への恐怖心がなくなる
- デメリット:プールまでの移動や着替えなど、親の負担が大きい
体操教室
マット運動や鉄棒など、基礎的な運動能力を伸ばすのに適しています。
- 開始時期の目安:3〜4歳
- メリット:バランス感覚や柔軟性が身につく、苦手な運動が克服できる
- デメリット:怪我のリスクがある、競技志向が強い教室もある
3. 知育系の習い事
そろばん
計算力だけでなく、集中力や記憶力の向上にも効果があります。
- 開始時期の目安:5〜6歳
- メリット:計算力が身につく、暗算能力が向上する
- デメリット:継続的な練習が必要、興味がないと続きにくい
英語教室
早期英語教育の需要が高まっています。ネイティブ講師による教室も増えています。
- 開始時期の目安:3〜4歳
- メリット:自然に英語に親しめる、国際感覚が身につく
- デメリット:費用が高めのことが多い、効果の個人差が大きい
幼児の習い事選びQ&A
ここでは、よくある質問にお答えします。
Q1: 幼児期の習い事は何歳から始めるのがいいですか?
A: 一般的には3〜4歳頃から始める人が多いようです。ただし、子どもの成長には個人差があるので、無理に急ぐ必要はありません。
子どもの興味や集中力、体力などを考慮して判断しましょう。例えば、うちの末っ子は3歳からリトミックを始めましたが、上の子たちは5歳くらいまで特に習い事はしていませんでした。子どもによって適切な時期は違うんです。
Q2: 習い事をいくつまで掛け持ちさせても大丈夫ですか?
A: これも子どもによって異なりますが、幼児の場合は1〜2個程度が適当だと思います。
子どもの様子を見ながら、無理のない範囲で決めることが大切です。
うちの場合、小学生になってから少しずつ増やしていきました。今、高校生の長女は3つの習い事を掛け持ちしていますが、これは徐々に増やしていった結果です。
ポイントは以下の3つです:
- 子どもの体力や集中力に合わせる
- 遊ぶ時間や休む時間を十分に確保する
- 学校生活に支障が出ないようにする
Q3: 習い事を続けたがらない場合はどうすればいいですか?
A: まずは理由をよく聞いてあげることが大切です。単に一時的なスランプなのか、本当に合っていないのかを見極める必要があります。
うちの次男は、小学校低学年の頃、習っていた水泳を急に嫌がり始めました。話を聞いてみると、級が上がらないことにプレッシャーを感じていたようです。そこで、しばらく休んでみることにしました。半年ほど経って、また「泳ぎたい」と言い出したので再開しましたが、今度はリラックスして楽しめているようです。
無理に続けさせるのではなく、子どもの気持ちに寄り添うことが大切です。
対処法としては以下のようなものがあります:
- 一時的に休んでみる
- レッスンの頻度を減らす
- 別の教室や先生に変更してみる
- 子どもと一緒に目標を立て直す
Q4: 習い事にかかる費用の目安は?
A: 習い事の種類や頻度、地域によってもかなり差がありますが、一般的な目安としては月額5,000円〜15,000円くらいでしょうか。
例えば、我が家の場合:
- ピアノ(月4回):12,000円
- サッカー(週1回):7,000円
- 水泳(週1回):8,000円
ただし、これ以外にも教材費や道具代、発表会の衣装代なども必要になることがあります。予想外の出費がかさむこともあるので、余裕を持った家計管理が必要です。
Q5: 習い事で子どもが挫折したらどうすればいいですか?
A: 挫折を経験することも、子どもの成長にとって大切な機会です。ただし、そのフォローの仕方が重要です。
うちの長女は中学生の頃、ピアノのコンクールで大きな挫折を経験しました。練習を重ねていたのに、本番で大きなミスをしてしまったんです。しばらくピアノに触れようとしない日が続きました。
そんな時、私たち夫婦で心がけたのは以下のようなことです:
- 気持ちを受け止め、共感する
- 焦らず、子どものペースを尊重する
- これまでの頑張りを認める
- 新たな目標を一緒に考える
挫折をバネに成長できるよう、寄り添いながらサポートすることが大切です。
結果的に、長女は2ヶ月ほどでピアノを再開し、今では高校の文化祭でも堂々と演奏できるまでに成長しました。
まとめ:幼児の習い事選び、後悔しないためのポイント
ここまで、幼児の習い事選びについて詳しく見てきました。最後に、重要なポイントをまとめておきます。
- 子どもの興味を第一に考える
子どもが楽しんで続けられる習い事を選びましょう。 - 家族の生活リズムに合わせる
無理のないスケジュールで、長く続けられる環境を作りましょう。 - 長期的な視点を持つ
すぐに結果を求めず、子どもの成長を見守る姿勢が大切です。 - 親の願望を押し付けない
子どもの可能性を信じ、サポートする立場に徹しましょう。 - 周りに流されすぎない
他の子と比べるのではなく、我が子に合った選択をしましょう。 - 詰め込みすぎない
遊ぶ時間や休む時間も大切にしましょう。
習い事は、子どもの可能性を広げるきっかけになる素晴らしいものです。でも、それ以上に大切なのは、子どもの「今」を大切にすること。毎日の生活の中で、子どもの興味や成長をしっかり見守り、適切なタイミングで適切な習い事を選んでいけば、きっと後悔のない選択ができるはずです。
みなさんも、お子さんとよく話し合いながら、楽しく続けられる習い事を見つけてくださいね。がんばってー!